SBクリエイティブ

作って試して確かめる はじめてのUIデザイン改善

鈴木健司:著者

“本当に良い”UIデザインを実現するために

UIデザインの現場では、「良いUI」の判断は個人の感覚や経験に頼りがちです。しかし、そこには意見の対立や、「本当にユーザーのためになっているのか」といった不安が残りがちです。本書は、そうした”なんとなく”のデザインから脱却し、UIを「科学的に検証する」ための考え方と手法を紹介する一冊です。

具体的には、
①UIの課題を定める
②UIデザインの目的を定義する
③UIをデザインする
④UIの効果を測定する
⑤計測結果を分析する
というステップをとります。
感覚的には当たり前の工程のように思えますが、これらのステップを丁寧に行うことで、確実にあなたのUIデザインは「良い」ものになるでしょう。

後半では実際に、AI入力支援機能を搭載した架空のメモアプリを題材にして、アンケートによる印象比較、行動データによる比較、両者を組み合わせた比較を行います。3つのケーススタディを通じて、理論を実践に落とし込む具体的な手順を確認することで、着実に科学的な検証アプローチが身に付きます。

UIデザインの検証は一度で正解を出すものではなく、仮説と事実を繰り返し往復するプロセスです。まずは、その第一歩を踏み出しましょう。

第1章 そのUIは本当に”良い”の?
・UIデザインとは?
・UIデザインを”なんとなく”やる危うさ
・UIデザインを”ちゃんと”やる、とは?

第2章 UIを科学的に検証する
・UIの「課題」を具体的に分解する
・UIデザインの「ゴール」を決める
・「ゴール」の計測タスクを設計する
・「ゴール」の計測方法を設計する

第3章 UIをデザインする

第4章 UIの効果を計測する
・比較実験を行う
・データを集計する
・データを分析する
・UIの「次の課題」を探る

第5章 ケーススタディ
・アンケートを用いたUI比較
・数値を用いたUI比較
・アンケートと数値を用いたUI比較

おわりに
・科学的なUIデザインの手法をざっくり振り返る
・良いUIは繰り返しの果て

定価:2,860円(本体2,600円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2026年11月6日(金)
  • ISBN:978-4-8156-4032-3
  • サイズ:A5判
  • ページ数:240
  • 付録:-

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著者紹介

著者・鈴木健司

LINEヤフー株式会社 Applied Tech CBU LINEヤフー研究所ユニット
インタラクションデザイナー / リサーチャー

2006年多摩美術大学大学院情報デザイン領域修了。同年ヤフー株式会社(現LINEヤフー株式会社)にデザイナーとして入社し、メールやカレンダーなどのPIM系サービス等を担当。現在はLINEヤフー研究所に所属し、ユーザインタフェースの研究開発を行っている。2022年北海道大学大学院情報科学研究科修了。博士(情報科学)。インタラクションデザインを専門とし、特にスマートフォンにおける操作手法や情報提示の研究に取り組んでいる。多摩美術大学非常勤講師として教鞭もとる。

■受賞
情報処理学会 インタラクション2015 インタラクティブ発表賞
ACM UIST’15 Best Poster Award
ACM MobileHCI’19 Best Demo Award
GOOD DESIGN AWARD(2023)
ヒューマンインタフェース学会 第21回研究会賞(2025年度)

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