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美しい言語学のはなし

小野 純一:著者

「言葉」と「会話」をめぐる知的冒険

今井むつみ氏推薦
「言葉」と「会話」をめぐる知的冒険!

世界には7000もの言語が存在する。
無限にも感じられる言語を紐解いてみると、そこにはまるで神がつくったかのような美しい秩序と多様性が存在しているのだ。
本書ではこれらの秩序と多様性を言語学の観点から【法則性】【無限性】【虚構性】【多様性】【最適化】という5つの神秘として解説する。

■序章 言語はこんなにもよくできている
・まるで神が作ったかのような偶然性
・言語を体系化したのは「誰」?
・言語はあらゆる創造性の源泉である
・言語が人類のみに与えた「5つの神秘」

■第1章
あらゆる言語を説明する原理 ―「法則性」という神秘
・世界に存在する「7000の言語」―言語とは何か
・言語は歴史のなかで変化する―歴史言語学と比較言語学
・すべての言語は3つのタイプに分類できる―言語類型論
・言語を構成する要素を知ろう
・なぜいかなる言語にも自然発生的に「法則性」が生まれるのか?

■第2章
なぜ俳句は17音に「無限の意味」を盛り込めるのか ―「無限性」という神秘
・一つの言葉に100の意味を含む「アラビア語」の謎
・言葉の意味とは、パースペクティブである
・言語獲得装置と普遍文法―人類のみに与えられた思考ツール
・ミニマリスト・プログラム―最小のパターンで無数の表現が生まれるワケ
・無限性を考察する認知言語学というアプローチ
・表現と意味の「無限性」

■第3章 なぜ『サピエンス全史』は言語学が元になっているのか ―「虚構性」という神秘
・なぜあなたは「日本代表」を応援したくなるのか
・貨幣、宗教、国家―言語が生んだ「フィクション」という革命
・ハラリの「認知革命」をもたらした言語学の革命
・言語が「フィクション」から現実を作る―言語行為論と語用論( プラグマティクス)
・「フィクション」から現実を生み出す4つの法則
・新グライス派と関連性理論―4つの法則はさらに簡潔にできる
・言葉はリアルタイムで個人や集団のふるまいを作り変える

■第4章
太陽は日本では「赤色」、ヨーロッパでは「黄色」 ―「多様性」という神秘
・本当に「言語が違うと世界は違って見える」!?
・ネイティブアメリカンにとって「椅子とアンパン」は同じ分類!?
・言語によって認知が違う!?
・信号の青は緑で、草木や若者は青々として、赤ちゃんは緑
・意味の違いを生み出す「文化」の多様性

■5章 「生存戦略しましょうか」 ―「最適化」という神秘
・わたしたちには何が「最適」なんだろう?
・あなたは「何パーセント孤独」でいたい?
・孤独と沈黙―語用論的な空白あるいは関連性の喪失の意義
・「ネガティブ・フェイス」と「ポジティブ・フェイス」による最適化
・言語と現実を取り違える―「「生存戦略」の誤用に注意
・言語は精神の鏡である―「言語の最適化」と「世界の最適化」
・画一化ではない最適化―多様性を失う危険を回避せよ
・言葉は生きていることの証
・自分と世界の限界を超える「生存戦略」

定価:1,980円(本体1,800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2026年8月26日(水)
  • ISBN:978-4-8156-4223-5
  • サイズ:46判
  • ページ数:336
  • 付録:-
  • ・まるで神が作ったかのような偶然性
    ・言語を体系化したのは「誰」?
    ・言語はあらゆる創造性の源泉である
    ・言語が人類のみに与えた「5つの神秘」

  • ・世界に存在する「7000の言語」――言語とは何か
    ・言語は歴史のなかで変化する――歴史言語学と比較言語学
    ・すべての言語は3つのタイプに分類できる――言語類型論
    ・言語を構成する要素を知ろう
    ・なぜいかなる言語にも自然発生的に「法則性」が生まれるのか?

  • ・1つの言葉に100の意味を含む「アラビア語」の謎
    ・言葉の意味とはパースペクティブである
    ・言語獲得装置と普遍文法――人類のみに与えられた思考ツール
    ・ミニマリスト・プログラム――最少のパターンで無数の表現が生まれるワケ
    ・無限性を考察する認知言語学というアプローチ
    ・表現と意味の「無限性」

  • ・1つの言葉に100の意味を含む「アラビア語」の謎
    ・言葉の意味とはパースペクティブである
    ・言語獲得装置と普遍文法――人類のみに与えられた思考ツール
    ・ミニマリスト・プログラム――最少のパターンで無数の表現が生まれるワケ
    ・無限性を考察する認知言語学というアプローチ
    ・表現と意味の「無限性」

  • ・本当に「言語が違うと世界は違って見える」!?
    ・ネイティブアメリカンにとって「椅子とアンパン」は同じ分類!?
    ・言語によって認知が違う!?
    ・信号の青は緑で、草木や若者は青々として、赤ちゃんは緑
    ・意味の違いを生み出す「文化」の多様性
    ・言葉が認知と文化を方向づける
    ・やさしさと思いやりの言語学

  • ・わたしたちには何が「最適」なんだろう?
    ・あなたは「何パーセント孤独」でいたい?
    ・孤独と沈黙――語用論的な空白あるいは関連性の喪失の意義
    ・「ネガティブ・フェイス」と「ポジティブ・フェイス」による最適化
    ・言語と現実を取り違える――「生存戦略」の誤用に注意
    ・言語は精神の鏡である――「言語の最適化」と「世界の最適化」
    ・画一化ではない最適化――多様性を失う危険を回避せよ
    ・言葉は生きていることの証
    ・自分と世界の限界を超える「生存戦略」

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著者紹介

著者・小野 純一

小野 純一(おの・じゅんいち)
1975年、群馬県生まれ。言語哲学者。
自治医科大学医学部総合教育部門哲学研究室准教授。専門は哲学・思想史。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。ベルギー・ゲント大学文学部アジア学科研究員、東洋大学国際哲学研究センター客員研究員などを経て現職。
著作に『井筒俊彦 世界と対話する哲学』(慶應義塾大学出版会、2023年)などがある。訳書にジェニファー・M・ソール『言葉はいかに人を欺くか』(慶應義塾大学出版会、2021年)、井筒俊彦『言語と呪術』(安藤礼二監訳、慶應義塾大学出版会、2018年)。

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