
なぜ、スーツは2着目半額のほうがお店は儲かるのか?
価格で見抜く"高くても売れる戦略 安くても儲かる戦略"
◎生活をしていると不可解な価格というものはいろいろとあるものですが、
裏にはその企業の「儲けるため」の戦略があるものです。
本書では身近な例から、価格の設定の背景にある戦略(マーケティングや経営戦略)と
「儲けるための会計」を関連させながら紹介していくものです。
◎大塚家具vsニトリ、家電量販店vs街の電気屋さんなど、
その「価格」から、儲けている戦略・ビジネスモデルを会計的に分析し、
それぞれの強みや弱みを紹介(ただし数字は損益分岐点など図版で見せる部分が多いです)。
文体もやわらかく、読んで「なるほど! 」と思う内容になっています。
◎マーケティングや戦略、ビジネスモデルに関心はあるけど、会計はどうも……、
という方にもお勧めです!
■目次:
Prologue 価格はどう決めるのか? 薄利多売の「ビール」でどう儲ける?
Part1 戦略が変われば価格も変わる―― 大塚家具VSニトリ。違いの本質は?
Part2 なぜ、スタバは値下げをしないのかブランド戦略を徹底する
Part3 「買いたくなる」を誘導する価格戦略 「2着目半額!」の心理的効果と儲けの関係
Part4 価格競争の裏で儲ける方法とは? 競争優位を作り上げる「セルフうどん店」のカラクリ
Part5 知って得する価格設定のノウハウ 計数感覚を磨こう