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ストレス0の雑談

井上 智介:著者

「人と話すのが疲れる」がなくなる

どんな相手でも、どんな場面でも、あたふたしない!
メンタル産業医が伝授する
心理学からアプローチした会話のコツ

「会話が続かないから、職場でうまく馴染めません……」
「営業の仕事でがんばって雑談をしても、微妙な空気になります……」
「沈黙が気まずくて発言したら、余計なことを言ってしまいました……」

このように「雑談が苦手」という人は、決して少なくないはず。

雑談はコミュニケーションの一種であり、
細かいテクニックで改善できるものではありません。

この本では、みなさんの「雑談が苦手」という悩みを解消するために、

・そもそも雑談が苦手な人ってどんな人?
・なんで心理的な壁を感じるの?
・話題が出てこないときの対処法は?

など、具体的な解決策をご紹介します!

■目次

ステップ0 ストレスを生み出す 雑談の誤解
・雑談はしなくてもいい
・雑談は「得意」にならなくてもいい
・「ストレス0の雑談」のメリット

ステップ1 ストレスを感じない 雑談の目的
・道しるべがあれば、もう迷わない
・「あいさつ」を制する者が、雑談を制す
・好印象をつくる3つの意識

ステップ2 雑談に必要不可欠な 自己開示
・「自己開示」の効果効能
・自己開示が苦手な人の特徴
・いい自己開示は準備で決まる

ステップ3 会話がとぎれるストレスがなくなる 話題
・雑談ベタが話題に悩むワケ
・初対面の人との話題は「所有・所属」から
・顔見知りの相手には「相違点」を見つける
・話題が生まれやすい「季節のイベント」
・2回目以降の雑談では「教えを乞う」
・相手にとっても「ストレス0の雑談」にする

ステップ4 自分も相手もストレスを感じない 聞き方
・話を聞けない人の特徴
・聞く力の正体は、「観察力」と「関心力」
・心地よさを感じさせる質問
・自然と話が続く「オウム返し」と「要約」
・興味がわかない雑談の区切り方
・大人数は雑談トレーニングに最適

ステップ5 積み上げた信頼を崩さない 話し方
・「話し方」は大失敗さえしなければいい
・しゃべりすぎをなくす方法
・余計な一言はやめる
・悪口はハイリスク・ハイリターン
・自分の話で楽しんでもらうコツ

定価:1,540円(本体1,400円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2021年5月19日(水)
  • ISBN:978-4-8156-0885-9
  • サイズ:46判
  • ページ数:224
  • 付録:-
この本は、雑談を盛り上げるテクニックをまとめた本ではありません。 「ストレスを感じない雑談の方法」を書いた本です。

インターネットの記事や本の中には、「盛り上がる話題100選」などの情報がたくさんあります。
しかし、いざそれを覚えても、実際には頭が真っ白になって、うまく雑談できなかった苦い経験があるのではないでしょうか。

雑談はコミュニケーションの一種です。
ただ、そのコミュニケーションは、「技術」ではなく「人の心」が土台になっていることを、忘れてはいけません。
今までテクニックを身につけても悩みが解消されなかったのは、「木を見て、森を見ず」の状態になっていたからなのです。

精神科医・産業医として活動している著者だからこそ、人間関係に悩む人が、ストレスを抱えることなくスムーズに雑談ができる方法をお伝えすることができます。

少し雑談が上手になったからといって、すぐに異性から好意を寄せられたり、仕事の効率が一気に上がったりするような、劇的な変化はありません。
ただ、毎日チクチクと心を刺激してくるストレスから解放されるだけでも、あなたの人生は今以上に生きやすくなるはずです。
そんな幸せを感じられる新しい世界があることを、ぜひこの本で確かめてください。

  • ステップ0

    ストレスを生み出す「雑談の誤解」

  • ステップ1

    ストレスを感じない「雑談の目的」

  • ステップ2

    雑談の効果を高める「自己開示」

  • ステップ3

    会話がとぎれるストレスがなくなる「話題」

  • ステップ4

    自分も相手もストレスを感じない「聞き方」

  • ステップ5

    ストレス0の雑談を支える「話し方」

トレーニング方法を紹介するコラム付き!

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・井上 智介

井上 智介(いのうえ・ともすけ) 精神科医・産業医。大阪府在住。 島根大学医学部を卒業後、様々な病院で内科・外科・救急科・皮膚科など、多岐の分野にわたるプライマリケアを学び、2 年間の臨床研修を修了。その後は、産業医・精神科医・健診医の3 つの役割を中心に活動している。産業医として毎月約40 社を訪問。精神科医・健診医としての経験も活かし、健康障害や労災を未然に防ぐべく活動している。 また、精神科医として大阪府内のクリニックにも勤務。うつ病、発達障害などを中心に、精神科疾患全般に対応。 すべての人に「大ざっぱ(rough)」に、「笑って(laugh)」人生を楽しんでもらいたいという思いから「ラフドクター」と名乗り、SNSや講演会などで、心をラクにするコツや働く人へのメッセージを積極的に発信中。著書に『職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全』『職場での「自己肯定感」がグーンと上がる大全』(大和出版)、『ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト』(KADOKAWA)などがある。

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