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東大生が学んでいる一生役立つ「株」の教科書

伊藤潤一:著者

●現役東大生を中心とする900名の大学生に「本当の株と金融のしくみ」を教える
東大金融研究会とは、東大生を主体に様々な大学生が集まって「投資」や「金融」を学ぶ研究会。この本では、そのなかでも人気の「株」や「投資」の講義をまとめていきます。

●株はロジック! 日本人のほとんどの投資は間違っている!
著者は外資系のヘッジファンドにて20年間ポートフォリオ・マネジャーとして活躍(日本人としては稀有)。「負けないこと」が優先される中で、ロジカルで再現性の高い投資の仕方で、普通の個人が勝てる方法を紹介していきます。

●口座を開いただけでは利益は出ない
株式投資は口座を開いて始めるのは簡単。でも、それだけでは利益は出ません。一方で、チャート分析は、理解するのが難しいこともあります。
著者の「プロの投資法」は、はじめての方でも、今うまくいっていない方にも、資産設計に役立てていただけるものになります。

【目次】
はじめに
これから社会に出る人と、
社会に出たけれども投資のことを
まったく学んでいない人たちに
●なぜ「投資」が必要なのかを考えてみよう
●日本で48年間働いても生活水準は上がらない
●公務員・自動車・起業 どれを選ぶか?
●日本企業に勤める人ほど「株式投資」をする必要がある
●どんな仕事をしていても「成長」の波に乗れるのが「株式投資」
●日本の「間違いだらけの株式投資」

第1章 多くの人が知らない「株式投資」の基本
■そもそも「投資」ってどんな仕組み?
●プロの投資家と普通の人の違いはどこにある?
■プロが投資する商品、投資しない商品
●外国為替・FX
●コモディティ(金・プラチナなど)
●暗号資産
●不動産投資
●銀行に預けた場合(預金・定期預金)
●【プロが勧める金融商品】債券
●【プロが勧める金融商品】株式
●【プロが勧める金融商品】投資信託
●投資信託のメリット・デメリット
■「株式」投資ってそもそもどんなもの?
■株式市場は不公平?
●世の中全体の「市場要因」とその会社独自の「個別要因」
●情報の非対称性とは何か
■株式投資をするなら、チェックしておきたい情報とは?
●GDPなどの経済指標は、実はそんなに見なくていい
■本当に大事な企業情報は個人には入らない<個別要因>
■普通の人が生涯安心できる株式投資とは1
チャートは単なるオカルト?
■デイトレーダーのように画面に張り付かなくても投資は成功できる
■ ネットの情報をうのみにするな!
●これからはこんな業界が伸びる!という情報は?
■個人投資家でもプロ投資家に勝てるフィールドがある
●プロが見ていない「銘柄」がある

第2章 「何を買うか」
■優良銘柄とは何か?
●TOPIXに60%の確率で勝っている22銘柄とは?
■【素人が勝つ株式投資】 時価総額と流動性が低いものを選ぶ
●流動性とサイズを確認しよう
●アナリストがカバーしていない銘柄も個人が勝てるエリア
■IPO銘柄を選ぶ
■決算書は「売上高」と「営業利益」だけ確認すればいい
●IR担当者に上手に質問しよう
■決算書をどう使うか
■実践:決算書で企業の状況を予測してみる
■営業利益を見るポイントは「販管費」
■自分で業績予想を立ててみる:決算書の数値から短期投資をしてみよう
●決算スケジュールを確認しよう
●営業利益の増減だけで十分に勝負できる
●株の値動きだけを見て買ってはいけない
■「バリュエーション」で割安株を見つける
■バリュエーションの代表的な株価指標PERとPBR
■PERで株価を判断する
■来期の予想は立てられるのか?
■PBRは、プロでも難しい
■ROEは高いほうがいい
●ROEが高い銘柄を見つける
●ROEが高い企業は、株価も高いまま維持されることが多い
■バリュエーションで「割安株」を見つける
●割安株・成長株って?
●成長株の見つけ方
●実は難しい成長株
■「大量保有報告書」は誰でも参考にできる情報

第3章 「いつ売買するか」
■株価は上がったり下がったりを繰り返す
■株をはじめるタイミングはバリュエーションでみる
■資産設計としての株式投資① 株式投資との付き合い方を決める
■長期投資と短期投資とどちらがいいか
■資産設計としての株式投資②長期投資と短期投資
■自分に合った「投資期間」を探す
■大損しないために
相手の理屈がわからない時はひとまず逃げる
■「買ったら忘れたほうがいい」は単なる怠慢
■株価が動く範囲はわかる
■分散投資の仕方
■株式投資に使う金額はいくらから?

■おまけ・株式投資をはじめる時に最低限知っておきたいガイド
●証券取引のはじめ方
●一般口座と特定口座 どちらがいい?
●NISAは使ったほうがいい?
●株式を購入する時に知っておきたいこと
●株を売る
●資金が少ない場合は?
●株式情報の見方

定価:1,650円(本体1,500円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2021年10月20日(水)
  • ISBN:978-4-8156-1083-8
  • サイズ:46判
  • ページ数:240
  • 付録:-

著者紹介

著者・伊藤潤一

1993年東京大学卒業 旧三和銀行(三菱UFJ銀行)入行。その後、モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントを経て、2002年にヘッジファンドの世界へ。グローバル大手のミレニアム・キャピタル・マネジメントなどを経て現在はダイモン・キャピタル・マネジメント。一貫して日本株のロング/ショートのポートフォリオ・マネージャー。19年間ヘッジファンド在籍は日本人では稀有。同時に、2019年12月に東大金融研究会というサークルを作り、この1年間で在籍数は250名を超える大世帯となり注目されている。

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