発売日 2009年04月15日(水)

迷宮街クロニクル(2) 散る花の残すもの

著者名:林 亮介(著者) 津雪(イラスト)

¥670(税別)

ISBN:
978-4-7973-5409-6
サイズ:
CD25A5D8-EC6E-435F-A497-957E473840EE
ページ数:
456
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・林 亮介

イラスト・津雪

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  • 死亡率14パーセント。

    5.0
    GO

     京都の山中に突如出現した地下洞窟。そこに生息する未確認生物、そしてそれらを狩る探索者たち。1巻で導入された非日常の世界は、わずか2カ月足らずで日常の世界になった。当たり前のように地下迷宮に潜って命を賭けた戦闘をこなし、休日には京都市内に遊びに行く。恋愛で悩む。逆説的に言えば、闘いが日常になったからこそ、地下でも自然に実力を発揮できるようになったのだろう。 しかし地下迷宮は未知の世界。既知の知識や経験で計れないからこそ未知というのであり、それを弁えない者はいずれそれを知る時が来るという事実に変わりはない。 全体的に言うと「承」の段階という感じ。断片的なストーリーがつなぎ合わさって物語が進行していくのは変わらないのだが、そのストーリーは“向こう側”より“こちら側”の話が多い。次の展開に向け人間関係の足腰を鍛え、物語の背景を明らかにするために力をためている感じなのだが、記述方法的に近視眼になりがちなので、特に後者についてもっと外側からの視点があっても良い気がする。 いずれにせよ、次で完結予定らしいので、どういう所に向けて着地をするのかが楽しみ。

  • 4.0
    くまくま

    現代京都に地下迷宮が出来た話の二巻。ちなみにネット小説版は未読ですが、二巻も全く問題なく楽しめました。一巻に比べて探索者以外の視点が増え、一巻までに繰り広げられた世界(迷宮街だけでなく街の外も含む)を別の方向からも見る事ができるようになった気がします。個人的に好きだったのは、津差さんの話。そして、橋本教官の話。他にも、探索者以外の迷宮関係者の心情など、本筋以外の部分でも見所がたくさんありました。一巻もそうでしたが、作者の方はかなりしっかりと世界観を考えられていると感じました。作中リアリティが高いとでも言えばいいのでしょうか、「実際にこんな世界があるのかも」と思わせるぐらい作品世界がきれいに出来ています。三巻に向けて割と気になる引きですので、一気買い推奨。一巻を気に入った人なら損はないと、自信を持っておすすめできます。

  • レビュー対象商品: 迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫) (文庫)

    佐藤エスト

すべての6レビューを表示

  • 菊地

    様々な視点でエピソードが語れるのは作品世界を膨らませる意味では有効に働いている。ただ、登場人物が多く、地味な(現実味がある)名前が多いというのは刊行間隔が空くと、ちょっと誰が誰のことか区別が付きにく忘れがちになるので、早目に下巻を出して欲しいかも。 続きを読む

  • こんこん

    人が死ぬのは迷宮。けれど、この物語の大部分は、その迷宮がある「街」こそが舞台。この街に集い、摩耗し、散り、そして去っていく人々の年代記。「迷宮クロニクル」では絶対になくて、「迷宮街クロニクル」なんだよなあ、とあらためて。 続きを読む

  • kokekko

    二巻。この本を書いてる人は、どんな相手と酒の席に臨んでも、相手を惹きつける話のタネに事欠かない人なんだろうな……という印象は変わらない。というか強くなった。地の文章がおもしろい。地下に潜って怪物を切り殺しまくる生活を送るという、ある意味登場人物(ほぼ)みんなスーパーマンな小説なのだけど、それでもこれだけのリアリティがあるのは、同じ状況の中でもみんな別々の事情で別々の事を考えているのが伝わってくるからだろう。三巻に続きます。しかし倉庫の返品の場面が地味につらかった。 続きを読む

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