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迷宮街クロニクル(4) 青空のもと 道は別れ

林 亮介:著者 / 津雪:イラスト

生き残るか、灰になるか。その先には、等しく青い空。

Webで公開されて大好評を博した作品に加筆修正を施した、堂々の完結編。

第一層と第四層を結ぶゴンドラの設置。それにより探索者の利便性は格段に上がる「はず」だった。

だが、設置工事は困難を極める。

頼れる仲間に背を預け、その場を切り抜ければ明日がある探索と異なり、工事では一般人の施工者と現場を長期間護り続けなければならない。一方、迷宮に潜む生物たちも、侵略者の行動を見過ごすことはなかった。 手を携え、総力を挙げて探索者に牙を剥く怪物たち。迎え撃ち、その命を絶つ探索者も、ひとり、またひとりと怪物と同じ運命を辿ってゆく。

別れ。その二文字を直視しながら、探索者は進み続ける。先にあるのは安らかな眠りか、それとも……。

迷宮街が舞台の群像劇、堂々完結。

定価:759円(本体690円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2010年3月15日(月)
  • ISBN:978-4-7973-5864-3
  • サイズ:文庫
  • ページ数:472
  • 付録:-

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