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丸見え経営

平本 清:著者

すべてを見える化すると効率が劇的に高まる!

◎思わず人に話したくなる「最幸」の会社がある!

全社員の給料・人事評価、財務、稟議を社内ウェブで公開!
究極の見える化で「超」効率的組織をつくれ!
テレビ東京『カンブリア宮殿』で異例の2週連続放送となり、
日本全国のみならず、海外からも注目されている広島のメガネチェーン「21(トゥーワン)」。

社是で「社員の幸せを大切にする。社員は皆様の信頼を大切にする」と掲げ、 すべての利益を社員と商品値下げに還元して、会社に利益を残さないシステムをとっている。

一般的には「ありえない」と驚くだろうが、言葉のレトリックでも何でもなく、 上がった利益のすべてを社員と商品値下げに分け与えている。

以前勤めていた県内最大手のメガネチェーンでお家騒動に巻き込まれ、 挙げ句の果てにリストラされた著者は、 「会社が上げた利益はお客様と社員に還元するのが一番」という理念の下、革新的な経営を断行し、 広島でトップシェアを上げるまでに成長させた。

非常識経営の数々は、 実はかつての近江商人の世界にある「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」を地で行く皆が得をする営業法。
背水の陣でメガネ屋を立ち上げ、これまで培ってきた究極の経営効率化と、 社員とお客さんの信頼を得て「最幸」の会社をつくる方法を教えてくれる。

第1章 「丸見え」こそ、もっとも現代的なビジネス戦略!
1 消費者を騙しても長期的には生き残れない
「9割引セール」という衝撃的な宣伝文句
「丸見え経営」のほうが長期的には効果的な戦略
2 「上得意」より「常得意」を大切にする
会社にとってもっとも大事なお客様とは?
「家族や親戚のように接客する」が基本
信頼できる相手から安心して買いたい
3 社会保険庁で体験した「都合のいい説明」
10年生きれば「お得になる」というウソ
「現場をやりすごせばそれでいい」というやり方

第2章 丸見えシステムで最後に生き残る会社をつくる
1 会社のサイフを「丸見え」にすれば社員の意識は変わる
逆風のなかで創業した「21」
「お客様が来てくれる金額」から考える
お金がないことを全員で理解し、納得するしかない
2 「いい集合・いい分散」で質の高い組織をつくる
どんな人を集めて組織をつくりたいのか
個人の利益に執着する人はいらない
トップの考え方に見合う人たちを集める
3 人事評価を「丸見え」にするにはトップのモラルが不可欠
なぜ多くの会社は人事評価を公開しないのか?
大切なのはトップが高いモラルを持つこと
競争ではなく「共存・共栄」を目指した経営スタイル
4 能力の高い人ほど我慢する
会社と社員の間でフェアな関係を築く
儲かった分はすべて社員で山分けする
能力が高い人ほど我慢するシステム
5 人事評価を「丸見え」にすると社員同士の関係が変わる
「会社への貢献度」と「受け取る報酬」はどちらが上のほうがいいか
能力の高い人、低い人がそれぞれの役割を果たす
6 内部留保ゼロが成り立つ「究極の直接金融」
儲けは社員で山分けし、さらに残った分は値引きの原資にする
必要なお金は社員から集める
相場よりも高い金利で社員から融資を受ける
7 「丸見え」こそ最高のチェック機構
出資者の厳しい目に晒されている
「丸見え」だからこそ発言のレベルが問われる
8 効率的で納得感のある「アバウト評価」
「周囲の目」がもっとも正確な査定基準
「本当に評価すべき人」を評価することができる
9 「21」の定年制度には二つの狙いがある
「年金をもらいながら働く」のが当たり前
後輩が先輩を評価する
評価する側を変えてみる
10 シンプルかつスピーディな稟議システム
反対意見が出なければ即座に決定
海外からも注目される「21」の稟議スタイル
経営の効率化を妨げているのは会社のトップ
「丸見え」だからトップの考えが社員に伝わる
第3章 丸見え経営で「競争」から「共存」へ
1 優れたリーダーこそ「競争」から「共存」へ
どうにかして水の流れを太くできないか
安価で丈夫なメガネが業界を苦しめる?
共存・共栄はまさに茨の道
フランチャイズの本部と加盟店の利益は対立しやすい
2 ノルマや目標は本当に必要なのか?
お客様第一主義と言うけれど……
「21」で競争が起こらない理由
経営でもっとも大事なのは「評価」
3 5割以上のシェアはいらない
「失敗をする」より「失敗を隠す」ほうが問題
お客様にも「いい集合・いい分散」が必要
「リクエストに応える」ことこそ真の仕事だが……
4 いい意味での競争は会社に刺激を与える
ライバル店を本気でサポートする
危機感がなくなると問題を発見できなくなる
「銀行に土地を探してもらう」という共存・共栄のアイデア
本当に継承したいのはベースとなっている価値観や考え方

第4章 業界全体が「丸見え体質」を目指さなければならない!
1 誰かが得をして誰かが損をするスタイル
「紹介キャンペーン」は得なのか損なのか
「毎日が特売日」のオーケーストア
2 「ワンプライス販売」は本当に得なのか?
メガネ業界で流行している「ワンプライス販売」
多くの人が損をしているかもしれない
納得して購入すればOKなのか?
過度な価格訴求広告は業界にダメージを与える
3 古くから続くメガネ屋と眼科医の蜜月
メガネ屋と医療関係者は微妙な関係にある
メガネ屋が医者を紹介し医者がメガネ屋を紹介する
困ったときは「親戚にメガネ屋がいます」
業界全体が「丸見え」を推進しなければいけない

■著者:平本 清(ひらもと・きよし)
メガネ21相談役。1950年広島県呉市生まれ。68年高校卒業後、広島最大手のメガネチェーンに入社。抜群の売上げ実績で、26歳で本店副店長就任。その後、商品部長や電算室長を歴任。創業者の死後、後継者争いのお家騒動に巻き込まれ、86年に解雇される。同じく会社を解雇された同僚4人で「メガネ21」を設立。現在、広島を中心に全国120店舗以上、年商85億円(広島はトップシェア)。縁なしメガネ「Fit」を開発し、ヒット商品となっている。株式会社21 www.two-one.co.jp/a21/

定価:1,650円(本体1,500円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2010年10月26日(火)
  • ISBN:978-4-7973-5680-9
  • サイズ:四六/1色
  • ページ数:232
  • 付録:-

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著者紹介

著者・平本 清

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