
法石姫-クロイハナトナクシタナマエ-
俺は俺の大切な人を護るんだ。
正体不明な異次元からの侵略者”欺哦”から愛する少女を護るため、
少年は孤独なヒーローとなる。
欺哦。
それはすべてを破壊し、無限に増殖する異次元からの侵略者。
街を、人を、壊し尽くし破壊しつくす”それ”に幼なじみの少女が貫かれたそのとき、少年はひとつの決意を固める。
「俺と組め! 桜羅!!」
「大樹……。あなたは判ってない。私と繋がるということは……」
「うるせえ!!」
説明を聞いてる余裕なんて、ない!
「俺の全部と引き換えにしてでも、芹菜を助けるんだ!」
ヒーローを追い求め続けた大迫純一の、これが究極!
-本当のヒーローは、ここにいる-