
重力はなぜ生まれたのか
ヒッグス粒子発見に至る
希代の物理学者たちの重力探究の道
ニュートンをして、アインシュタインをして、研究者はなぜ重力に惹かれるのだろう?
宇宙で最も弱い力なのに。
ブラックホールから宇宙の構造形成。すべては重力のなせる業だ。 かくいう私たちも地球の重力に引かれて人生を歩んでいる。 あたかもそれが自然なことのように。
だが、重力ほど謎に満ちた力はない。 ブライアン・クレッグがこの謎に迫る。 重力の謎に挑んだ人類の歴史が本書に描かれている。
■目次:
第1章 昇るもの
第2章 自然のなりゆき
第3章 重力への道
第4章 それでも地球は動く
第5章 不思議な遠隔力
第6章 歪む宇宙
第7章 アインシュタインの偉業
第8章 四つのうちの一つ
第9章 量子の世界へ
第10章 粒子と波
第11章 重力は遮断できるか
第12章 重力への賛歌