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アルツハイマー病が劇的に改善した!

メアリー・T・ニューポート:著者 / 日向やよい:訳 / 白澤卓二:監修

米国医師が見つけたココナツオイル驚異の効能

「アルツハイマー病がココナツオイルで治療できることを実証した感動の記録」
順天堂大学大学院 加齢制御医学講座 白澤卓二教授も推薦!

アルツハイマー型認知症は「不治の病」といわれ、現在処方される薬では、回復はおろか、病気の進行を止めることすらできない。
本書は、夫が若年性アルツハイマーと診断された米国の医師が、なんとか夫を救う手立てはないかと調査をつづけ、 偶然発見した、治療法である――。

この療法を開始する前日のミニメンタルステート検査(MMSE)のスコアは14(30点満点)。
開始後64日目には、20にまで回復している。

「本書の著者であるメアリー・T・ニューポート医師はオハイオ州出身の小児科医だったが、愛する夫スティーブが若年型のアルツハイマー病を発症し、病気が進行する夫を辛抱強く介護する中であらゆる治療の可能性を模索する。新薬の治験にスティーブを参加させようと模索するが、病期が進行しすぎているスティーブは治験の除外基準の為に参加できない。
そんな中、AC‐1202という中鎖トリグリセリドの治験を偶然に見つけることになる。この中鎖脂肪酸が食品として商品化されていることを突き止めたメアリーは、更にこの中鎖脂肪酸がココナッツやパームオイルから抽出されることを発見する。
早速、ココナッツオイルをオートミールに加え、スティーブに食べさせたところ、その日のうちに劇的な症状の改善が観察された。それ以来、ココナッツオイルを3年にわたり愛する夫スティーブに食べさせ続け、アルツハイマー病の症状を改善させ、病期の進行を食いとどめることに成功した」

――白澤卓二教授による「まえがき」より抜粋

実際にこの方法を試した人たちから、何千通ものメールや手紙をもらった。その効果は、アルツハイマー病だけでなく、前頭側頭型認知症、後頭皮質萎縮、レビー小体型認知症といった、もっとまれで進行性の認知症にもおよんでいる。ほかにも、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、双極性障害、また緑内障や黄斑変性症といった目の病気もあった。神経細胞の関与が、こうした多様な病気すべてを結びつける共通の糸なのだ。

――本文より

定価:1,540円(本体1,400円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2013年5月29日(水)
  • ISBN:978-4-7973-7169-7
  • サイズ:四六/1色
  • ページ数:296
  • 付録:-

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著者紹介

【著者略歴】
メアリー・T・ニューポート(Mary T Newport, M.D.)
医学博士。オハイオ州シンシナティで育ち、シンシナティ大学医学部を1978年に卒業。同地の小児病院で小児科の研修を受け、サウスカロライナ州チャールストンの大学付属病院で特別研究員として新生児学を修める。1983年にフロリダへ移住。タンパベイ地区の2か所の新生児集中治療室の医長として診療を続けている。夫スティーブ・ニューポートとは1972年に結婚し、娘ふたり、孫ひとりがいる。2008年に「アルツハイマー病の治療法があるのに、誰もそれを知らないとしたら?」と題するレポートを執筆。それが世界中に広まり、ギリシャで開かれた2010年アルツハイマー病国際会議での講演のテーマとなっただけでなく、この本のテーマともなった。

【監修者略歴】
白澤 卓二 (しらさわ たくじ)
順天堂大学大学院医学研究科 加齢制御医学講座 教授。神奈川県生まれ。1990年千葉大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。東京都老人総合研究所を経て2007年より現職。専門は、寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。日本抗加齢医学会理事ほか所属学会多数。著書は『100歳までボケない101の方法』『「砂糖」をやめれば10才若返る!』等ベストセラー多数。NTV「世界一受けたい授業」、TBS「はなまるマーケット」、NHK「いっと6けん」、テレビ東京「L4 YOU!」ほか、新聞、雑誌などでも活躍中。

【訳者略歴】
日向 やよい(ひむかい やよい)
会津若松市出身。東北大学医学部薬学科卒業。おもな訳書に「新型殺人感染症」(NHK出版)、「異常気象は家庭から始まる」(日本教文社)、「プリンセス願望には危険がいっぱい」(東洋経済新報社)などがある。

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