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社会人1年生のための統計学教科書

浅野 晃:著者

データの見方からリスク・リテラシーまで

統計学の基礎の基礎から、相関や正規分布、推定・検定、ベイズ意思検定までを、中学校レベルの数学知識があれば確実にわかるように解説。データ分析の意味を知り、統計を仕事に役立てたい、ビジネスマン、学生に最適です。

統計学をはじめて学ぶ社会人や学生、これまでの入門書ではよく理解できなかった人に向けて、統計学を、ほんとうの基礎からやさしく解説しています。知識ゼロの読者が統計学の基礎を確実に理解できるように、さまざまな工夫をしています。

◎平易で読みやすい文章に解説図などを加えて、ていねいに解説
→ 初心者でも確実に理解できます。

◎読者自身が、実際にグラフを描く、手計算で表を作るなどの「やってみよう」コーナー
→ データ解析のやり方がわかり、その結果を判断につなげる感覚が身につきます。

◎理解を確認する穴埋め問題やくわしい解答つきの練習問題
→ 実践に使える応用力が身につきます。

「使える統計学」を身につけたい、というときの最初の1冊にお勧めします。

■目次:
Introduction 統計的なものの見方・考え方
第 I 部 十を調べて一を導く[記述統計学]
・第1章 データにだまされない方法[統計における表現]
・第2章 データの分布と「可視化」[尺度水準・度数分布・グラフ化]
・第3章 データの「あらまし」をとらえる[平均と分散,標準得点]
・第4章 酒を飲めば収入が増える?[相関関係と因果関係]
・第5章 データから予測する[回帰分析]

第 II 部 一を調べて十を知る[ 統計的推測]
・第6章 降水確率80%とは何を意味するか?[確率]
・第7章 統計的推測の手がかり[標本調査,度数分布と確率分布]
・第8章 いちばんよく出てくる「型」の分布[正規分布モデル]
・第9章 分布の平均の「信頼できる推測」とは[区間推定]
・第10章 測定の不確かさを測る[不偏分散とt分布]
・第11章 分布についての仮説を検証する[仮説検定]

第 III 部 さまざまなリスクを測る[リスクと意思決定]
・第12章 リスクと期待値の交換[生命表と保険]
・第13章 地震予知と狼少年[ベイズの定理]
・第14章 リスクを測って行動を決める[統計的意思決定]
・第15章 因果関係を探る[疫学]

定価:1,980円(本体1,800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2014年2月22日(土)
  • ISBN:978-4-7973-7517-6
  • サイズ:A5/2色
  • ページ数:256
  • 付録:-

著者紹介

浅野 晃(あさの あきら)
1964年大阪生まれ。大阪大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。九州工業大学情報工学部助手、広島大学総合科学部助教授、同大学院工学研究科情報工学専攻教授を経て、現在は関西大学総合情報学部教授。専門は画像科学・感性科学・統計学。電子情報通信学会、応用統計学会、日本感性工学会、米国電気電子学会(IEEE)、米国光学会(OSA)会員。アマチュア管弦楽団のコントラバス奏者でもある。

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