親と子で学ぶ算数入門
数と計算のしくみから関数の初歩まで
算数・数学教育で定評のある著者が、「ここがわかれば算数・数学は大丈夫」という基本ポイントを伝授。数学をゼロから学びたい方、子どもにしっかり教えたい方への最高の入門書です。
「算数はもともと単純でやさしい教科なのに、どうしてそれほど落後者を出すのか、ふしぎなくらいです。
算数には急所がいくつかあります。その急所はごく少数で、その少数の急所をしっかり押えておけば、そのほかのことはあまりくどくどと教えこむ必要のないものです。
この本では、その少数の急所をえらび出し、それをくわしく説明していくつもりです。そして、学校ばかりではなく、家庭でも教えられるようなやり方をていねいにのべていくつもりです」(著者「はじめに」から)
「水道方式」「量の理論」など、算数・数学教育で定評ある著者による算数の入門書です。「0をどう教えるか」「くり上がり・くり下がり」「数の三者関係」「分数のかけ算の意味」「応用問題のむずかしさ」など、小学校の算数での急所となるところを、なぜ、そこで子どもがつまずくかという背景もふまえて、じっくりと解説しています。算数、そして、数学をゼロから学びたい方、、子どもにしっかり教えたい方にとっての格好のテキストです。
■目次:
第1部 数と計算
第1章 算用数字のしくみ
第2章 暗算と筆算
第3章 たし算とひき算
第4章 かけ算九九
第5章 わり算
第2部 量と応用問題
第6章 量から数へ
第7章 分数と小数
第8章 連続量の単位
第9章 連続量のいろいろ
第10章 応用問題のむずかしさ
第11章 たし算・ひき算の応用問題
第3部 集合と関数
第12章 集合とは何か
第13章 集合と「計算」
第14章 集合の直積
第15章 関数とは何か