マインドフル・リーダー
世界のトップが実践する「影響力」が覚醒する習慣
慌ただしいオフィス。急ピッチで進められるプロジェクトの真っただ中、上司が入ってきてこんなことを伝える。
「しばし静かに座る時間をとろう。何もしない時間をね」
受け入れがたい提案のようですが、実際米国をはじめとする先進企業で、実行されはじめているのです。
本書は、今ビジネス書で好調の『サーチ・インサイド・ユア・セルフ』(Googleがマインドフルネスの研究から生み出した、いわば心の整理法)の原点ともいえる1冊。リーダーシップを発揮するための新しい「有り方」や、効果的かつ日々の生活の中でもできる瞑想の方法を紹介します。
現在、リーダーの有り方が変わってきていると言われます。本書では、単にマインドフルの効果やトレーニング方法について解説するだけでなく、今後リーダーとして必要な有り方についても紹介します。職場での問題と関係づけながら説明をしていきますので、どのように「マインドフルネス」を発揮していけばよいのかについて、類書よりもわかりやすくなっています。
翻訳者は、日本で数少ないSIYの認定指導者でもある荻野淳也氏です。
■目次:
監訳者前書き 強いリーダーはいらない
まえがき 答えは「何もしない時間」にあった
第1部 自分自身と仲間の力を最大限に引き出す
第2部 マインドフル・リーダー10の素質
第3部 存在全体で目の前のことにかかわる
第4部 マインドフル・リーダー実践法