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死は人生で最も大切なことを教えてくれる

鈴木 秀子:著者

「死」こそ、人生で最高の先生です。

「えっ!? 死なんて避けたいし、全然いいものじゃない」
「死ぬなんて怖い」
「死ぬことを考えると、気分が暗くなる」
…そんな言葉を多くの方がおっしゃいます。

しかし、やはり、人は死を意識すると、考え方や行動が美しく変わるのです。
それは、身内や親友が亡くなる時も、自分自身が死を迎える時も同じです。
少し例を出しましょう。

人は死を意識すると…
・生きる上で、最も大事なことが見えてくる(本当に大事なことしかする時間がとれなくなるから)
・人に優しくなれる(みんなを愛し、みんなから愛されて、死を迎えたいから)
・死を冷静に受け止めることができる(死から逆算して人生を送ることができるから)
・過去の反省ができる(これまでを振り返るため)

「死」はとても大事なことを、私たちに教えてくれるのです。
そのきっかけを与えるのが、本書の役割。
実際に、膨大な数の死にゆく人たちを見届けた著者が、
エピソードを通じて、優しく説いていきます。

さらに、死を意識せずとも、普段から簡単に
美しく生きる心構えが身に着く簡単なレッスンも紹介しています。

定価:1,019円(本体926円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年6月21日(水)
  • ISBN:978-4-7973-9186-2
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:168
  • 付録:-

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著者紹介

鈴木 秀子(すずき ひでこ)
東京大学人文科学研究科博士課程修了。文学博士。
フランス、イタリアに留学。スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員・聖心会会員。

長年にわたり、全国および海外で講演活動を行い、多くの相談を受けてきた。特に、死が近づく人からの相談が多い。それは、自身が転落事故で生死をさまよったことから、一度、死の世界に行っているため、同じ立場に立つもの同士、結びつきやすいからだと、自身では分析している。

著書に44万部突破の『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』のほか、『死にゆく者からの言葉』(文藝春秋)、『愛と癒しのコミュニオン』(文藝春秋)、『心の対話者』(文藝春秋)など。

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