発達障害は最強の武器である
◎「変わってる」「生きづらさ」は強みになる!
発達障害だろうがなんだろうが、オリジナリティのある人が強い。
逆にすべての能力が平均的で、マスプロダクションにしか適合できない優等生は相当ヤバイのだ。
これからの時代は、周りの人たちと違ってナンボなのである。
元マイクロソフト日本法人社長の著者は、小学生の頃、教室の中をふらふらと歩き回り、勝手にどこかへ行ってしまうこともあった。
「頭がおかしいのではないか」と心配され、母親と一緒に何度も教育委員会に呼ばれた。
ビル・ゲイツ氏をはじめ、かつてのマイクロソフトの幹部たちは、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(すぐに行動してしまう)など、発達障害の特徴を持ち合わせた人ばかり。
だたし、「衝動性」も「すぐ行動する」と考えれば、強い武器になる。自らの実体験をもとに発達障害を武器にする術を教えてくれる。
精神科医の和田秀樹氏と香山リカ氏との対談を収録。
■目次:
序 章 これからの時代、周囲の人間と違ってなんぼ
第1章 飽きっぽい自分とのつき合い方
第2章 IT業界は発達障害者だらけ?
第3章 発達障害の子どもの可能性を考える
第4章 空気が読めなくたっていいじゃない
第5章 社会人としてADHDの特性を発揮
対 談1 香山リカ
対 談2 和田秀樹