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[Si新書]歩兵の戦う技術

かの よしのり:著者

銃弾や砲弾が飛び交う戦場で勝利して生き残る

「歩兵」は最も基本的な兵科であり、最も古い兵科でもあります。あらゆる戦場に登場するのが歩兵といえるでしょう。本書では「歩兵とはなにか?」という素朴な疑問からスタートし、「歩兵の戦う技術」を解説していきます。

■目次:
第1章 歩兵部隊の編制装備
第2章 歩兵の装備
第3章 兵站と宿営
第4章 歩兵の戦闘技術
第5章 行軍
第6章 攻撃
第7章 防御と築城
第8章 積雪寒冷地の作戦
第9章 情報と警戒

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年11月16日(金)
  • ISBN:978-4-7973-9589-1
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:192
  • 付録:-
内容紹介

銃剣の刀身と鞘を組み合わせてワイヤーカッターにするのは世界的な流行になった

ロシアの弾倉ポーチ。30連弾倉3本が収納され、銃に付いている弾倉と合わせた120発が携行基準

熱映像装置(サーマルビジョン)で見た映像(左)。サーマルビジョンは真っ暗闇でも物体の温度を画像化できるので、左の画像のように景色を赤外線画像として見ることができる。また、モードを切り替えることで、右の画像のように冷たいものは青く(暗く)、温度の高いものほど赤く(明るく)表示し、迷彩服を着て林の中にいる敵兵の体温を映像としてとらえることができる

部隊が行軍するときは、必ず前衛、側衛、後衛を設ける

襲撃の例としては、橋やレーダー、要塞の破壊、人質の救出作戦、敵司令官の殺害などが挙げられる。写真はこのような襲撃任務を得意とする米海軍の特殊部隊「シールズ( SEALs)」の隊員(写真:米空軍)

側防火器は、鉄条網を突破しようとする敵を横から撃てるように配置する

蛇腹鉄条網

機関銃用FRP掩蓋。穴を掘った上にこれをかぶせ、土を盛り、草を植えて偽装し、側防火器の掩体をつくる

敵が圧倒的に優勢な場合は、山の上の稜線ではなく、反対斜面に陣地をつくって待ち構える

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著者紹介

1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校出身。北部方面隊勤務後、武器補給処技術課研究班勤務。2004年定年退官。著書はサイエンス・アイ新書『銃の科学』『狙撃の科学』『重火器の科学』『拳銃の科学』『ミサイルの科学』『航空部隊の戦う技術』のほか、『鉄砲撃って100!』『スナイパー入門』(光人社)、『自衛隊89式小銃』『中国軍VS自衛隊』(並木書房)、『世界のGUNバイブル』(笠倉出版)など多数。

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