発売日 2018年05月15日(火)

天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~

著者名:鳥羽 徹(著者) ファルまろ(イラスト)

¥600(税別)

ISBN:
978-4-7973-9703-1
サイズ:
文庫
ページ数:
248
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・鳥羽 徹

イラスト・ファルまろ

第1回GA文庫大賞にて『オルキヌス 稲朽深弦の調停生活』で奨励賞を受賞しデビュー。
代表作:GA文庫『幻葬神話のドレッドノート』など

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  • ゆる~い軍師・・・名君モノ

    4.0
    Millefeuille

    能力はあるけど、やる気はあんまり無い小国の王子が、知略と運と周囲の良い方への誤解によって名君・仁君として成功していく話。内心はともかく、失敗も苦境も無く順風満帆に物事が運ぶため、読み応えは無い。ゆる~い物語だ。手に汗握るシーンも無い代わりに悲しいシーンや残酷なシーン、不快な描写などはほぼ無く、終始気楽に読み進められる。主人公が己の優秀さを自慢するような厭味な作風でもない。運と偶然に頼りすぎるきらいはあるが、主人公が差別対象民族出身であるニニムを重用し、全面的に信頼を寄せている点や、兵士ひいては国民を大切に思っているあたり、確かに名君の素質がある。それに実力も伴っているのであれば是非も無し。本格軍師・名君モノ(アル○ラーン戦記前半のような)を期待すれば肩すかしを食らうが、単なる娯楽として読むなら悪くないと思う。ただ、他のレビューにもありますが、地図は欲しかった。(追記)え、これ国家運営モノ?だったらもっと内政が要るんじゃ・・・。

  • 4.0
    ユージン

    極めつけに物騒な題名だが、「国民を裏切って私利私欲を満たす」と言う本来の意味の「売国」とは関係がない。王子が隠居してだらけたいと言う事と、戦争に巻き込まれたくないから大国の属国になりたいと言う方向性のお話。ちゃんと自国民を愛している王子なので、そこは安心して読める。戦争での駆け引きや政治的な話しは、きちんと筋が通っている事と、分かりやすく(重要)書かれている。グランクレストやアルスラーン戦記の様なシリアスさはなく、(悩める王子をニヨニヨしながら読める)若干ギャグ寄り。国家運営モノをラノベとして仕上げた、オススメな作品。

  • 読み応えのあるライト(な登場人物達の)戦記物

    5.0
    hapo

    タイトルやあらすじにもあるとおり、小国の王子がどんずまりの国を売って隠居しようともくろむお話です。最近はチートやスキルで無双するのが定番ですが、この作品にはそういったものはなく、魔法も出てきません。完全に主人公の知略だけで進む戦略物語です。主人公のステータスはおいおい盛りすぎだろってくらい高性能ですが、それを補って余りある主人公のダメな本性と周りの状況の詰みっぷりを見るとちょっとくらい高性能でも優しく見守りたくなる気分になります。とはいえ無駄に長いストレス展開はなく、主人公の知略で苦境を逆転していきます。ライトで愉快な戦記物を読みたい人にはオススメですね。あと最高の状況が最悪に上手くいきすぎて主人公を絶望させる事が稀によくありますが、ご愛嬌。

すべての17レビューを表示

  • むっきゅー

    売国というと卑怯なイメージがあるが、本作はどちらかというと「M&A」、起業家が高値で会社を売却するイメージですね。北の貧乏国・ナトラ、国王の急病で全権を任された摂政のウェインが主人公。政戦両略の天才だが、国を高値で売却し悠々自適の生涯を送るのが夢の16歳。腹心で幼馴染の少女ニニムとともに、売国に向けて策略を巡らせる。しかし、結果はどんどん逆方向に進み、戦争すれば連戦連勝、臣下の絶大な支持を集め、国民や敵国の民にまで名君と慕われる始末。なんで、こーなった?!ニニムとの会話やウェインの心の声が傑作!(笑) 続きを読む

  • よっち

    病床の国王に代わり摂政として弱小国家を背負うことになった若き王子ウェイン。文武に秀で臣下からの信頼も厚い彼が、絶望的な状況から密かに売国を志す弱小国家運営譚。状況を正しく認識して先を見通せるからこそ絶望を感じるウェイン。上手く終わらせるための手を打つのに、それがなぜか効果的な一手に繋がる皮肉な状況の変化や展開の連続でしたけど、ウェインが彼なりに最善へ真摯に取り組んだ結果だからこそ納得感がありました。補佐官のニニムに対する想いも気になる彼にいつか心境の変化はあるのか、どこまでやれるのか続巻が楽しみですね。 続きを読む

  • ももつぼ

    若き天才王子が弱小国家を背負うことになるお話。国家運営モノ、というジャンルらしい(実は初めて聞きましたw)。ウェインの思惑とは少し外れて、それでも周りから見たら良い方向に物事が進んでいっているのが面白かったです!それにしてもウェイン、頭が切れる切れる。予想外に上手くいく感じが読んでいて気持ち良かったです。補佐官の二ニムも良いポジションにいて、なおかつ可愛い。自分じゃ手に取らないような本でしたが、ファルまろさんのイラストと読み友さんの感想に惹かれて読んでみたら、大正解!予想以上に面白くて大満足でした^^ 続きを読む

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