① 微分積分で使うのは線グラフ

② 2つの集まりの間の関係が関数

③「曲線の傾き」は「接線の傾き」

④ 曲線グラフを折れ線グラフとして見てみる

⑤ 100mのロープでつくれる最大の花壇は?

⑥ マス目を無限に細かくする

⑦ 積分は本来「足し算」である

⑧ 積分とは原始関数を求めること

⑨ 積分で酒杯の体積を計算してみる

微分積分の勉強は「急がば回れ」です。考え方さえしっかり押さえておけば、計算はスラスラできるようになります。そして、微分積分の考え方を理解するには、「百聞はー見にしかず」。図やイラスト入りの解説が、たいへん効果的です。図のない微分積分の本は考えられません。むしろ、微分積分の本は誤解が生じなければ図を多用して、直感に訴えるべきところは訴えるべきです。本書は、『微分積分 最高の教科書』というタイトルに引き寄せられて手に取った、まさに「あなたのために」書かれた本なのです。