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世界のエリートが教養として身につける「哲学用語」事典

小川仁志:著者

マルクス・ガブリエルの新実在論、AI哲学から押さえておくべき基本の古典哲学まで。これからの未来を切り開くキーコンセプトをわかりやすく解説する。
米ハーバード、英オックスフォード…世界のエリート養成機関が学ぶ
哲学こそ世界最強のスキルである

最近、にわかに重要視されるようになってきた「哲学」。
なぜ重要視されるようになったきたか、理由は2つある。

1)世の中の潮流を見極めるため
AIをはじめとしたテクノロジー問題や、ポピュリズムをはじめとした社会問題など、現代の複雑な現象を読み解くために、哲学概念や哲学用語は欠かせないものとなっている。

2)仕事で使うため
論理的思考やプレゼンの展開、例えなど、ビジネスツールとして哲学を押さえていると、説得力が増す。
またまわりから一目置かれる存在になる。

そこで本書では、

「①考えるためのツール」論理的思考
「②世界を知るためのツール」政治経済・グローバル社会
「③未来を知るためのツール」近未来社会・テクノロジー
「④人を動かすためのツール」組織・人間関係

など、シーン別に役立つ哲学用語を解説していく。

マルクス・ガブリエルの新実在論、AI哲学から押さえておくべき基本の古典哲学まで。これからの人生を切り開く必須のキーコンセプトを網羅した一冊。

【プロローグ】
*世界のエリートが「哲学」を学ぶ理由
*これからの未来、「哲学」を抜きにしては生きられない
*「哲学」こそこの世を生き抜くための最強のアイテムだ!

①「考えるためのツール30」……論理的思考

ロゴス
イデア
形而上学
主体と客体
イドラ
帰納と演繹
アポリア
中庸
タブラ・ラサ
観念論
物自体
定言命法
弁証法
絶対精神
上部構造/下部構造
構造主義
ポスト構造主義
心身二元論
両義性
自然状態
ブリコラージュ
現象学
純粋持続
純粋経験
脱構築
差延
決定論
分析哲学

②「世界を知るためのツール20」……世界経済・グローバル社会

イデオロギー
ポピュリズム
反知性主義
功利主義
効果的な利他主義
新自由主義
リバタリアン
リベラリズム
無知のヴェール
コミュニタリアン
ナショナリズム
リベラル・ナショナリズム
プラグマティズム
ポストモダン
公共哲学
一般意志
パノプティコン
マルチチュード
インフォメーションコクーン
人新世

③「未来を知るためのツール30」……近未来社会・AI・テクノロジー

テクネ―
科学革命
反証可能性
ゲシュテル
自然主義
新実在論
意味の場
思弁的実在論
相関主義
OOO
新しい唯物論
ポスト・ヒューマニティーズ
トランス・ヒューマニズム
超監視社会
心の哲学
心脳同一説
クオリア
哲学的ゾンビ
シンギュラリティ
フレーム問題
アフォーダンス
メディオロジー
フィルターバブル
ドキュメンタリティ
機能主義
加速主義
消去主義
アクターネットワーク理論
可能世界
存在依存

④「人を動かすためのツール20」……組織・人間関係

問答法
エートス
パトス
フィリア
間柄
いき
世界内存在
心術
イリヤ
言語ゲーム
哲学プラクティス
熟議
相互承認
鏡像段階
リゾーム
ルサンチマン
ペシミズム
実存主義
アウラ
メタ倫理学

定価:1,540円(本体1,400円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2019年8月22日(木)
  • ISBN:978-4-8156-0262-8
  • サイズ:A5判
  • ページ数:224
  • 付録:-

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著者紹介

著者略歴:1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学。著書も多く、海外での翻訳出版も含めると100冊以上。ベストセラーに『超訳「哲学」用語事典』『7日間で突然頭がよくなる本』などがある。『現代用語の基礎知識』にて「哲学」を担当。また、テレビやメディアでも活躍しており、4月からシーズン2が始まったEテレ『世界の哲学者に人生相談』にて、髙田純次とともに司会を務めている。

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