ナギさんに案内され、ついに海人の里へ!?
もふもふだらけの異世界ファンタジー、第八弾！
コミカライズもKADOKAWA「異世界コミック」にて好評連載中！
学生枠による護衛依頼を無事に完了し、港町で花祭りを楽しんだ冒険者パーティー「希望の光」の一行は、天気に恵まれたこともあり、海岸で遊ぶことに。
少し離れた岩場で、海人のナギに連絡をとると、以前よりも話すことが上手になっていた。
ナギにラキとタクトを紹介したところ、海人の里に招待されるユータたち。
そこで目にしたものは――
海人の里を冒険する、ユータのもふもふ異世界ファンタジー、第八弾！
澄んだ水の中を、海底まで届いた光の柱が、うっすら青い世界を神秘的に彩っている。
『本当に……美しいって思うよ。ナギさん、連れてきてくれてありがとう―』
「じゃあさ！ 俺また海に行きたい。水中の戦闘訓練したい！」
タクトの言葉に、兵士長は嬉しそうに精悍な笑みを浮かべた。
「どうだ、美しいだロウ？ 海人の里はなかなか良イ場所なのだぞ」
周囲は一面のアクアブルーに覆われて、聞こえるのはチャプチャプと心地よい水音と鳥の声。海底にかかる光と影まで見える、透き通った海。
『ち……こんな時に限って、あの野郎、全然来やがらねー』
ルーは金色の光を纏うと、不機嫌な顔をした黒髪の美丈夫へと姿を変えた。
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