ご意見・ご感想
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ナナ（森永奈々）
高校二年生（16歳）
主人公にして生粋のボケ役。
テンションが高い。話が通じない。猫が好き。
正統派ヒロインみたいな容姿だけど馬鹿。 -
ユカ（天城結花）
高校二年生（17歳）
主にツッコミ担当。口調が荒っぽい。
常識人のような面をした隠れオタ。
金髪。制服を着崩している。ヤンキーっぽい見た目。 -
シノ（浅海柴乃）
高校二年生（16歳）
感情値ゼロの無口な不思議ちゃん。
驚異のIQを誇る天才だが、寡黙で考えが読めない。
ナナの悪ノリに付き合ってしまう厄介な少女。
「魔女旅」シリーズ著者・白石定規の完全新作!!
神様、異世界人、幽霊も手に負えない!?
この女子高校生三人組、かなりヤバめ。
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「以上のことを踏まえたうえで、さあどうぞ！」
そして何故だか唇を少し窄めていた。
なんでこいつキス待ちしてんの？
ユカは普通にイラついた。 -
『はぁー……♡』
教室の片隅に卑猥な吐息がこだまする。
「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
ユカに致命傷が与えられたのはそれとほぼ同時のことだった。 -
（ど、どうしよう……！ ていうか一体何がいけなかったんだろう……？）
焦るナナ。
返答次第では、殺されるかもしれない――。
頭をフル回転させるナナ。
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「わらわの食事を邪魔するのか？ 貴様」
ぱしん。
涼しい表情を浮かべたまま、魔王は覚えたての箸で包丁を挟んでいた。
魔王が笑った気がした。
包丁が根元から折れたのはその直後だった。 -
「おい、しっかりしろ、ナナ！ ナナ！」
人の思い込みの力は強い。
効果の強い風邪薬だからと医師から渡されたものがただのビタミン剤であっても、言葉を信じる力のおかげで治ることがある。プラセボ効果と呼ばれるもの。 -
「……？」「……？」
「不思議そうな顔すんな!!」
結局それからあたしの日常は大きく変わっていった。
