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地政学が最強の教養である

田村耕太郎:著者

“圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問

●地政学1つで、“圧倒的教養”が身につく
あらゆる教養の中で、地政学こそが「最強の教養」である――。
その威力は、一般に言われている「世界情勢がわかるようになる」だけにとどまらない。

「地政学が最強な理由」を挙げたらキリがないほどだが、その際たる例が「“圧倒的教養”が身につく」点だ。
経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、政治学、地理学……。地政学にはあらゆる学問が詰まっている。地政学を学ぶということは、同時にそれらすべての学問の知見を一気に身につけるに等しいのだ。

いま世界のビジネスエリートたちが、こぞって地政学を学んでいる。
それはなぜか?
まさしく、「地政学が最強の教養である」ことに気付いているからだ。

日本、アメリカ、中国からロシア、アジア、中東、欧州まで。
基本も最新情報も、地政学を全網羅。

ビジネスエリートになるための入門書、登場!

 

【CONTENTS】
第1章 なぜ地政学が最強の教養なのか?
・【最強な理由1】世界情勢の解像度が上がる
・【最強な理由2】長期未来予測の頼もしいツールになる
・【最強な理由3】教養が身につく
・【最強な理由4】視座が変わる・相手の立場に立てる ……
第2章 「地政学の思考法」を授けよう
・地政学とは「その国の元首になるロールプレイングゲーム」
・それでも、やっぱり「地理」は大事なワケ
・「地政学の思考法」6つのキーコンセプト――気候、周辺国、民族性、産業、歴史、統治体系 ……
第3章 「島国」の地政学――アメリカ・日本
・ランドパワーを経てからシーパワーになる
・白熱する米中覇権争いの現状
・国内の分断で帝国アメリカは凋落するのか?
・台湾有事発生を防ぐ役割も日本は期待されている
・円安が起きているワケ ……
第4章 「内陸×大国」の地政学――中国・ロシア
・少数民族封じ込めのためにも強権的になる
・「一人っ子政策」が中国の軍事作戦に与える影響
・ウクライナ戦争でとん挫する? 中国の巨大経済圏構想「一帯一路」
・【ロシア・ウクライナ戦争の本質】第一次大戦との酷似
・NATO拡大が均衡を崩す――ジョージ・F・ケナンの予言 ……
第5章 その他の地政学――中東・インド・東南アジア・ヨーロッパ
・リムランドでも地理により運命が変わる
・スンニ派とシーア派に宗教対立はない
・ロシアへの配慮を見せるインド
・民間レベルでも進む中国とASEAN連携
・欧州で生まれた地政学は戦争の道具となる? ……
第6章 未来の地政学
・気候変動の地政学
・南極をめぐる資源争い
・世界の湾岸都市が水没する
・宇宙は新たな地政学ホットスポット
・地政学を乗り越えるには ……
第7章 日本がやるべきことは

定価:1,870円(本体1,700円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年1月6日(金)
  • ISBN:978-4-8156-1768-4
  • サイズ:46判
  • ページ数:352
  • 付録:-

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著者紹介

著者・田村耕太郎

国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院 兼任教授 カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル・リーダーシップ・インスティテュート フェロー/2023年一橋大学ビジネススクール 客員教授 早稲田大学卒業後、慶応大学大学院(MBA)、デューク大学法律大学院、イェール大学大学院各修了。オックスフォード大学AMPおよび東京大学EMP修了。 証券会社社員、新聞社社長を経て、2002年に政界入り。10年まで参議院議員。第一次安倍政権で内閣府大臣政務官を務めた。日本人政治家で初めてハーバードビジネススクールのケース(事例)の主人公となる。 その後、イェール大学研究員、ハーバード大学研究員、世界で最も多くのノーベル賞受賞者(29名)を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を歴任。他、米国、シンガポール、イスラエル、アフリカのベンチャーキャピタルのリミテッド・パートナーを務める。 2014年より、国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院兼任教授としてビジネスパーソン向け「アジア地政学プログラム」を運営し、20期にわたり500名を超えるビジネスリーダーたちが修了。さらに拡大し、米国サンディエゴでも同・地政学プログラムを開催。CNBCコメンテーター、企業のSDGsスコアをAIで可視化するサービスRIMMの主席アドバイザーも務める。 世界のスタートアップに投資するエンジェル投資家でもあり、Web3.0、クライメートテック、フードテック、ロボット、教育関連中心にシリコンバレー、イスラエル、アフリカ、東南アジア、インドで投資を行う。スペースX社、ツイッター社、サンドボックスVR社にも投資。 シリーズ80万部突破のベストセラー『頭に来てもアホとは戦うな!』など著書多数。

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