営業の神様 ヤマナシさんが教えてくれたこと
この教えを実践した者は必ず成功する!
挫折寸前のダメ営業マン・早崎郁之はひょんなことから業界で「営業の神様」と称されるヤマナシと出会い、教えを乞う。行きつけの喫茶店で始まったヤマナシによる営業レッスン。最初は半信半疑だった早崎も、ヤマナシの教えを実践することで徐々に成果が出始める。
ヤマナシの教えの根底にあるのは彼自身が「愛のセールス」と呼ぶもので、「仕事を愛する」「商品を愛する」「お客様を愛する」「自分を愛する」という4つの哲学に基づくもの。それはアポイントの取り方からクロージングに至るまで、非常識なまでに徹底した顧客ファーストを実践するものだった。
「営業とは物を売ることではありません」
「営業はお客様の人生を幸せにする聖業なんです」
「世界で一番、お客さまよりお客さまの幸せを考えてください」
「お客様のためであれば、他者の商品を薦めても構いません」
「あえて売上を減らしなさい」
「全てのセールスは愛です」
一見非常識ながらも、話を聞けば聞くほど「なるほど」と思わせられるヤマナシの教え。早崎はその教えを愚直に実践することで、ついにトップセールスにまで上り詰める。しかし、そんな早崎のもとから突如、ヤマナシは姿を消してしまう…。果たしてヤマナシはどこに? そしてその意図は?
本書はダメ営業マンが「営業の神様」の教えにより、苦悩しながらも成長していく感動サクセスストーリー。営業の神様から教えてもらったのは、単なるテクニックではなく、仕事、そして人生を成功に導く大切な教えだった。
プロローグ 日本橋で会った営業の神様はキャラメルの匂いがした
第1章 営業の神様は「どら焼きのように営業を愛せ」と言う
第2章 営業の神様は大福の中身は食べずにはわからないと言う
第3章 営業の神様はなんでもアクをよく抜くことが大事だと言う
第4章 営業の神様は消え、残ったのはコーヒーミルクソフトクリーム
エピローグ 営業の神様、ふたたび
おわりに