-
ロケットの父の挫折/フォン・ブラウン 宇宙時代のファウスト/運命は黒塗りのセダンに乗ってきた/ナチスの欲したロケット/ヒトラーの目に灯った火/悲しきロケット/宇宙を目指して海を渡る/鎖に繋がれたアメリカン・ドリーム/セルゲイ・コロリョフ ソ連のファウスト博士/スプートニクは歌う/六十日さえあれば/NASAの誕生、そして月へ
-
嘘だらけの数字/無名の技術者の反抗/究極のエゴ/プログラム・アラーム1202/アポロ誘導コンピューター/新技術「ソフトウェア」/宇宙飛行士は完璧か?/The Eagle has landed/「ジョン、ありがとう」/鳥は翼で空を飛ぶ。人はイマジネーションで月に行く/20XX年宇宙の旅
-
偉大なる降格/NASAに飾られた一枚の「塗り絵」/22枚のデジタル写真/孤独の発見/ボイジャー 惑星の並びに導かれた運命の旅人/パサデナの海賊/新たなる希望/木星の恋人/土星の月の冷たい雨/技術者の小さな勝利/不知為不知、是知也/海王星は青かった
-
命とは何か?/最終手段の仮説/レゴ、鏡、重さ 命の証拠、バイオシグネチャー/火星サンプルリターン/カール・セーガンの夢と、僕の夢/喜びの涙、悔しさの涙/火星旅行の目的地/火星ローバーの自動運転/「忍耐」という名の夢/ジェゼロ・クレーターの旅/氷惑星の生命探査/ Journey to the Center of Icy Moons 氷底探検/惑星アサバスカ/我々はどこから来たのか?/生物汚染のジレンマ/火星植民に潜むリスク
-
系外惑星探査の夜明け/ペガスス座51番星b/千億×千億の世界/百光年彼方の森の息吹/宇宙の彼方からの来訪者/虚空に放たれたラブ・ソング/恒星間飛行/沈黙/なぜ宇宙人からのメッセージは届かないのか?/一九〇六年のクリスマス・キャロル/文明の寿命/コンタクト 銀河インターネット/情報化時代の恒星間飛行/サピエンスの記憶
-
著者:NASA技術者・作家 小野雅裕
僕がこの本で一番描きたかったのは、宇宙飛行士や政治家や起業家のヒロイズムではなく、単なる宇宙開発の歴史技術解説でもなく、僕や、あなたや、人類すべてを未来へと運ぶ「イメージネーション」という名の船です。