
図解入門TCP/IP 第2版
仕組み・動作が見てわかる
基礎から最新技術まで、ネットワークがすっきりわかる!
定番入門書が、パワーアップして改訂!
ネットワークの最新情報を盛り込みながら、解説と図表をいっそうわかりやすく刷新。特にWi-Fiやセキュリティ関連の解説を大幅に強化しました。
幅広いネットワーク技術を徹底図解し、入門者にわかりやすくプロフェッショナルも活用できる、ネットワーク技術入門書の決定版!
<本書の特徴>
・フルカラーの図解が満載!
ネットワークの仕組み・動作は図を用いて理解するのが効果的です。本書では400点以上の丁寧に描き込まれた図を掲載しています。
・最新ネットワークに対応!
IPやTCP/UDPだけでなく、イーサネット、Wi-Fi、IPv6、HTTP、SSL/TLSなど、現代のネットワークに不可欠な各種のプロトコルについても幅広く網羅しています。
第1章 ネットワークの基礎
1.1 ネットワークの成り立ち
1.1.1 1950年代 ─ 人がデータを運ぶ
1.1.2 1960年代 ─ 回線交換方式でデータを運ぶ
1.1.3 1970年代 ─ コンピューター間でデータをやりとりする
1.1.4 1980年代 ─ データ通信環境を整える
1.1.5 1990年代 ─ インターネットが普及する
1.1.6 2000年代 ─ インターネット技術が進化する
1.1.7 2010年代 ─ モバイルインターネットとクラウドサービスが普及する
1.2 通信するときの約束事がプロトコル
1.2.1 プロトコルで決まっていること
1.2.2 プロトコルは階層で整理する
1.2.3 ふたつの階層構造モデル
1.2.4 標準化団体がプロトコルを決める
1.2.5 各階層が連携して動作する仕組み
1.3 ネットワークを構成する機器
1.3.1 物理層で動作する機器
1.3.2 データリンク層で動作する機器
1.3.3 ネットワーク層で動作する機器
1.3.4 トランスポート層で動作する機器
1.3.5 アプリケーション層で動作する機器
1.3.6 つなげてみると
1.4 ネットワーク機器のカタチ
1.4.1 物理アプライアンス
1.4.2 仮想アプライアンス
1.5 ネットワークのカタチ
1.5.1 LAN
1.5.2 WAN
1.5.3 DMZ
1.6 新しいネットワークのカタチ
1.6.1 SDN
1.6.2 CDN
第2章 物理層
2.1 イーサネット(IEEE 802.3)
2.1.1 いろいろなイーサネットのプロトコル
2.1.2 ツイストペアケーブル
2.1.3 光ファイバーケーブル
2.1.4 ふたつの通信方式
2.2 Wi-Fi(IEEE 802.11)
2.2.1 いろいろなWi-Fiプロトコル
2.2.2 周波数帯域
2.2.3 変調方式
2.2.4 物理層の高速化技術
2.2.5 その他の無線プロトコル
第3章 データリンク層
3.1 イーサネット(IEEE 802.3)
3.1.1 イーサネットのフレームフォーマット
3.1.2 MACアドレス
3.1.3 L2スイッチ
3.2 Wi-Fi(IEEE 802.11)
3.2.1 Wi-Fiのフレームフォーマット
3.2.2 Wi-Fiの通信方式
3.2.3 データリンク層の高速化技術
3.2.4 Wi-Fi端末がつながるまで
3.2.5 Wi-Fiのカタチ
3.2.6 Wi-Fiに関するいろいろな機能
3.3 ARP
3.3.1 ARPのフレームフォーマット
3.3.2 ARPによるアドレス解決の流れ
3.3.3 ARPのキャッシュ機能
3.3.4 GARPを利用した機能
3.4 その他のL2プロトコル
3.4.1 PPP
3.4.2 PPPoE
3.4.3 IPoE
3.4.4 PPTP
3.4.5 L2TP
第4章 ネットワーク層
4.1 IPv4
4.1.1 IPv4のパケットフォーマット
4.1.2 IPv4アドレスとサブネットマスク
4.1.3 いろいろなIPv4アドレス
4.2 IPv6
4.2.1 IPv6のパケットフォーマット
4.2.2 IPv6アドレスとプレフィックス
4.2.3 いろいろなIPv6アドレス
4.3 IPルーティング
4.3.1 ルーティングとは
4.3.2 ルーティングテーブル
4.3.3 ルーティングプロトコル
4.3.4 再配送
4.3.5 ルーティングテーブルのルール
4.3.6 VRF
4.3.7 ポリシーベースルーティング
4.4 IPアドレスの割り当て方法
4.4.1 静的割り当て
4.4.2 動的割り当て
4.4.3 DHCPリレーエージェント
4.5 NAT
4.5.1 静的NAT
4.5.2 NAPT
4.5.3 CGNAT
4.5.4 NATトラバーサル(NAT越え)
4.6 IPv4とIPv6の共存技術
4.6.1 デュアルスタック
4.6.2 DNS64/NAT64
4.6.3 トンネリング
4.7 ICMPv4
4.7.1 ICMPv4のパケットフォーマット
4.7.2 代表的なICMPv4の動作
4.8 ICMPv6
4.8.1 ICMPv6のパケットフォーマット
4.8.2 代表的なICMPv6の動作
4.9 IPsec
4.9.1 拠点間VPNとリモートアクセスVPN
4.9.2 IPsecプロトコルが持っている機能
第5章 トランスポート層
5.1 UDP
5.1.1 UDPのパケットフォーマット
5.1.2 ポート番号
5.1.3 ファイアウォールの動作(UDP編)
5.2 TCP
5.2.1 TCPのパケットフォーマット
5.2.2 TCPにおける状態遷移
5.2.3 いろいろなオプション機能
5.2.4 ファイアウォールの動作(TCP編)
第6章 アプリケーション層
6.1 HTTP
6.1.1 HTTPのバージョン
6.1.2 HTTPのメッセージフォーマット
6.1.3 HTTP/1.1のメッセージフォーマット
6.1.4 HTTP/2のメッセージフォーマット
6.1.5 いろいろなHTTPヘッダー
6.1.6 負荷分散装置の動作
6.2 SSL/TLS
6.2.1 SSLが使用している技術
6.2.2 SSLのバージョン
6.2.3 SSLのレコードフォーマット
6.2.4 SSLの接続から切断までの流れ
6.2.5 クライアント認証
6.2.6 SSLオフロード機能の動作
6.3 DNS
6.3.1 ドメイン名
6.3.2 名前解決
6.3.3 DNSのメッセージフォーマット
6.3.4 DNSを利用した機能
6.4 メール系プロトコル
6.4.1 メール送信プロトコル
6.4.2 メール受信プロトコル
6.4.3 Webメール
6.5 管理アクセスプロトコル
6.5.1 Telnet
6.5.2 SSH
6.6 運用管理プロトコル
6.6.1 NTP
6.6.2 SNMP
6.6.3 Syslog
6.6.4 隣接機器発見プロトコル
6.7 冗長化プロトコル
6.7.1 物理層の冗長化技術
6.7.2 データリンク層の冗長化技術
6.7.3 ネットワーク層の冗長化技術
6.8 ALGプロトコル
6.8.1 FTP
6.8.2 TFTP
6.8.3 SIP