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社会人になると、学生のときよりも、行動に責任が生じます。話し方が相手に与える印象を左右し、成果が変わる緊張感もあると思います。ですが、きちんとした話し方を身につけ、仕事に対する姿勢や意欲を表現することができれば、周囲の信頼を得て、応援される存在になることができます。まずはこの章で紹介する話し方の基本を学び、周りから信頼される存在を目指しましょう。
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社会人になると、社内外で年齢や立場の異なる人たちと接する機会が増えます。正しい敬語を用いることで、社内でのコミュニケーションが円滑になり、仕事がスムーズに進みます。また、社外でも恥ずかしくない対応ができるため、同じ部署の上司や先輩を安心させ、顔を立てることにもつながります。場面ごとにふさわしい敬語を身につけ、周囲に味方を増やしましょう。
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ビジネスシーンでは、周囲の人の力を借りて仕事を進めることが欠かせません。依頼したり、感謝したり、謝罪したりと、さまざまな場面で適切な言い回しが求められます。この章では、物事がよりスムーズに進みやすくなる言い回しを紹介します。言葉の選び方や話し方で、物事をよりよい方向へと進めることができます。
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ビジネスシーンにおいて電話は、緊急で連絡を取るときや、細かなニュアンスを伝えるときに重宝します。商品やサービスを利用する前に電話で確認する人もいて、「お客様との最初の窓口」という重要な側面もあります。顔が見えない状態でコミュニケーションを取る難しさはありますが、経験すればするほど慣れます。電話応対を誰よりも率先して行うことは、必ずあなたの成長につながります。
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仕事は上司の指示から始まり、「報告」で終わります。また、仕事を進める過程では、適切に「連絡」「相談」をすることで、進捗が明らかになり、トラブルを未然に防ぐことができます。報連相がきちんとできると、上司や先輩も、不要な心配をすることなく仕事が進められるので、安心して案件を任せることができます。この章で紹介する報連相のポイントをもとに、周りの信頼を得る行動を実践していきましょう。
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これまでは主に言葉遣いや話し方についてご紹介してまいりましたが、この章では、好かれる人が大切にしていることを紹介します。みなさまがどんな人でありたいかを考えるステップでもあります。日々のちょっとした心がけや気配り、物事の捉え方、丁寧な所作やふるまい。これらを磨くことで、みなさまの魅力はさらに増し、周りの人により信頼され、応援されるようになるでしょう。