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最新科学が証明! 人気精神科医が教える メンタルを強くする最強の食事術

ウーマ・ナイドゥ:著者

・ストレスがたまると消化不良になる理由―脳と腸の相関関係
・カルシウム、鉄分、亜鉛が不安をやわらげる
…名医が教える不安を消す食べ方・食べ物

精神科医であり、かつ栄養士、調理師である著者が、最新の科学的研究をもとに食を通して不安に対処しメンタルを強くする方法を教える。著者の前作 『This is your brain on food』 (『脳の不調を治す食べ方』 KADOKAWA 2021年刊) は米国で全フォーマットを合わせて約20万部のベストセラーとなり、世界約20か国で刊行された。本作では、現代社会で大きな問題となっている不安にとくに焦点をあて、栄養と不安との関係、不安がいかに身体と脳に影響を与えるか、などを著者が診察した事例をまじえて解説してゆく。また、自分の力でメンタルを強くするための食事法やレシピも紹介している。

パート1 不安のほんとうの真実

第1章不安は脳でつくられる
不安は脳にストレス反応を引き起こし、心身にさまざまな症状を生じさせる
不安感情も脳がつくる神経配線の1つ、配線しなおすことは可能

第2章脳と腸は連動している
腸の不調は精神の不調にもつながる
腸管神経は感情の情報も司る、よってストレスがたまると消化不良を起こす

第3章不安になると免疫力が低下する
腸内細菌のバランスが崩れると、不安を起こす要因となる
不安症の患者はガンにかかりやすく、死亡率も高く、合併症も発症しやすい

第4章脳の炎症と食事の関係
母親の死で食事内容が大きく変化したパニック障害の男性
抗炎症作用のある食材での自炊をしたら3か月でパニック症状が消えた

第5章不安とレプチン(食欲抑制ホルモン)
レプチンは心血管や消化管、免疫システム、脳に影響を与える
レプチンの分泌が正常な場合は、不安が鎮まる

第6章代謝異常の脳への危険性
糖尿病などの代謝異常は、脳にも影響する
代謝の際に脳は、感情を生み出す視床下部と海馬で情報を伝達する

パート2 脳から不安を消す食材選び

第7章なにを食べればいいか―主要栄養素
・オメガ3脂肪酸は不安を鎮める効果がある
・オメガ6脂肪酸は炎症を促進してしまう
・白パンや白米は不安を生じさせやすい
・皮つきいも、バナナ、マッシュルーム、桃、ベリー類がいい
・グルテンは一部の人の免疫力に影響を及ぼす
・鶏肉、鮭、豆腐に含まれるトリプトファンが重要

第8章なにで補えばいいか―微量栄養素
・脳に最も重要なビタミンはB、C、D、E
・不安に最も関係のあるミネラルは、カルシウム、鉄分、マグネシウム、マンガン、亜鉛
・マグネシウムはストレス反応を抑える
・マンガンは過剰に摂取すると不安症が生じやすい
・亜鉛は脳の海馬に多く、炎症を抑えることに関与する

第9章ハーブとサプリメント
・身体や脳に影響を与えるバイオアクティブ(機能活性物質)とは?
・ポリフェノールは心臓病や脳卒中のリスクを減らす
・ベリー類は脳を酸化ストレスから守る
・ブロッコリーやケールは不安症やアルツハイマーの症状をやわらげる
・紅茶や緑茶には気持ちを落ち着かせる効果がある
・ハーブティーは不安を鎮める効果がある
・ターメリックはうつや不安症に効果がある

第10章脳から不安を消す食材の選び方
・葉物野菜はサラダで――ロメインレタス、ルッコラ、ケール
・タンパク質、ビタミンB群、トリプトファンが含まれる鶏肉は炭水化物といっしょに食べるといい
・パスタは不安を鎮めるためには工夫が必要――一度冷やす
・白米はGI値が高いが日本料理やインド料理のように他の食材ととることでGI値を抑えられる
・玄米の栄養素は白米と同じでさほどヘルシーなわけではない

パート3 不安から不安を消す食事法

第11章不安に対処するための6つのルール
第12章自分にあった食事をとる
第13章料理道具と調理のヒント
第14章脳から不安を消すレシピ

定価:1,980円(本体1,800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2024年12月26日(木)
  • ISBN:978-4-8156-2919-9
  • サイズ:46判
  • ページ数:320
  • 付録:-

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