SBクリエイティブ

誰からも好かれる感じがいい人の伝え方

ゆりか:著者

3パターンの「気の利いた言葉」を使い分けてもう会話をミスらない!

好かれる言い方・好かれない言い方というのは、相手との心理的距離によって変わります。得てして好かれない人というのは「距離感がおかしい」(親しくない人に踏み込みすぎる、親しい人に素っ気なさ過ぎる)のです。SNSでも「あの人、距離感バグってない?」などと言われたりします。言い方は間違っていないのに、距離感を間違えた「言葉えらび」で損をしてしまうのです。そんな、好かれる人と好かれない人の「ちょっとした差」を埋めるため、「相手ごとに適切な言い方」を「3択の言葉えらび」として視覚化したのがこの本です。いままでにない会話のセンスを、単なる「言いかえ」ではないこの本を読んで身につけませんか?

■第1章 依頼・お願いごと~お願いって、なんでこんなに気をつかうの?
■第2章 謝罪~あちゃ……失敗! 気まずくならない「ごめんね」の言い方
■第3章 ほめる~「ステキ!」だけじゃもったいない! 心に届くほめ言葉
■第4章 質問~これ、聞いても大丈夫? 相手がスルッと話したくなる質問術
■第5章 意見~「私はこう思うな」……角を立てずに伝える意見の届け方
■第6章 注意~あれ? なんかモヤっとする……違和感の伝え方
■第7章 注意~「困ってます……」をちゃんと伝える!やさしいクレームの言い方
■第8章 アドバイス~「上から目線?」って思われたくないときの伝え方
■第9章 お断り~「ごめんね、ムリかも」やさしくNOを伝える断り方
■第10章 いたわり~「無理しないでね」って、ちゃんと伝わるいたわりの言葉
■第11章 会話の”間”~気まずい……沈黙どうしよう? 会話の“間”をつなぐ魔法のひと言
■第12章 異論~「それは違うかも」をやわらかく伝える方法
■第13章 事務連絡~感じのいい人はやってる! 事務連絡のスマートな伝え方
■第14章 声かけ~感じよく伝える、後輩・年下への声かけ
■第15章 LINE、メール~顔が見えないからこそ気をつけたい! LINE、メールの距離
■第16章 SNS~これなら大丈夫! SNSで“感じのいい人”になる言葉づかい

定価:1,650円(本体1,500円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2025年8月1日(金)
  • ISBN:978-4-8156-3605-0
  • サイズ:46判
  • ページ数:256
  • 付録:-
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    「ちょっと手伝って~」が言えない日は、たいてい余裕がない日。頼みごとって、ほんのひと言のはずなのに……。「今、お願いしても大丈夫かな?」と、つい気をつかってしまうことってありませんか?
    特に、職場の人や目上の人とのやりとりでは、“言い方の距離感”が相手との関係を左右します。
    この章では、「お願い」するときのモヤモヤや不安を解消する、“ちょうどいい頼み方”と言葉選びを、シーン別にまとめました。

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    「ごめんね」って、たったひと言のはずなのに……どう言えばいいか迷っ
    てしまうこと、ありませんか?
    特に、職場の人やちょっと距離のある相手には、謝ったつもりが逆に気まずくなってしまったり、うまく気持ちが伝わらなかったりすることも。
    この章では、 小さな失敗や言いすぎたあとに、関係を壊さずにちゃんと謝れる、 “ちょうどいい謝り方” のヒント を集めました。

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    「すごいね!」「ステキだね!」そんなふうにほめたつもりなのに、なんとなく相手の反応が薄かった……。そんな経験、ありませんか?
    せっかくのほめ言葉も、伝え方や距離感しだいで、「ちゃんと届く」か「さらっと流れる」かが変わってしまうんですよね。
    この章では、日常のねぎらいや感謝、仕事での貢献にそっと光を当てながら、心に届く“ほめ方のコツ”をシーン別にまとめました。

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    「ちょっと聞きたいことがあるんだけど……」そう思っても、“立ち入りすぎかも?” と躊躇してしまうことってありませんか?相手の気持ちや本音を知りたいときほど、その距離感に迷ってしまうのが“質問”というコミュニケーション。
    この章では、相手がスルッと話してくれるような、やさしく届く聞き方・言い方をシーン別にまとめました。「グイグイ聞いちゃったかも」とあとで反省しない、ちょうどいい質問の仕方、見つけていきましょう。

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    「そうじゃない気がするけど……どう言えばいいのかな?」自分の意見があるのに、言えないまま終わってしまったこと、ありませんか?特に会議やグループの場面では、言葉の選び方ひとつで、空気がピリッとしそうで怖くなることもありますよね。
    でも、ちゃんと伝えたかった気持ちを「なかったこと」にするのは、もったいない。この章では、角を立てずに、やさしく意見を届ける言い方をシーン別にまとめました。あなたの言葉が、やさしく届きますように。

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    「うーん……なんか引っかかる」でも、それをどう言葉にすればいいかわからない。そんな“モヤモヤ”って、誰にでもありますよね。特に相手との関係を大事にしたいときほど、言うべきか、黙っておくべきか、迷ってしまうもの。
    でも、そのまま飲み込むと、自分の気持ちを置き去りにしてしまう……。この章では、相手を責めずに、気まずくならずに伝える “違和感の言い方” をまとめました。あなたの心を守りながら、ちゃんと伝えられる方法、一緒に探していきましょう。

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    「どうしてくれるの?」と怒りたいわけじゃない。でも、我慢するのも違う気がする。そんなふうにモヤモヤしたまま、飲み込んでしまったことってありませんか? お店での対応、職場でのすれ違い、サービスに対する不満……。自分の気持ちや状況を ちゃんと伝えたいと思っても、「クレーマーと思われたらどうしよう」「角が立つのがこわい」と、つい迷ってしまう。
    この章では、怒らずに、責めずに、 やさしく伝えることで “困りごとが解決につながる” 伝え方をまとめました。「伝えてよかった」と思える言葉、一緒に見つけていきましょう。

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    「教えるつもりじゃなかったのに……」「そんなつもりで言ったんじゃないのに……」相手に“上から目線”だと思われたかもしれない。そんなふうに、あとからモヤモヤすることってありませんか? 特に、年下の後輩や新人さん、インターン、あるいはちょっと慣れていない誰かに声をかけるとき。「どう伝えたらいいかわからない」「失礼に聞こえないかな」と、言葉選びに迷ってしまうもの。
    この章では、“教える” ではなく “一緒に歩く ” スタンスで関係を築ける伝え方をまとめました。「言ってくれてうれしかった」と思ってもらえる、そんな“やさしい先輩の言葉”を、一緒に見つけていきましょう。

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    「断るのって、こんなに気をつかうんだ……」誘いを受けたとき、頼みごとをされたとき、本当は難しいのに「いいよ」と返してしまう。そんな“無理して受けるクセ”、ありませんか?
    この章では、 「関係を壊さずにNOと言う」ためのやさしい言葉をまとめています。「やさしさ」と「自分の限界」は、ちゃんと両立できる。断ることは冷たさじゃない。相手も自分も大切にできる「おだやかなNO」の伝え方を、一緒に見つけていきましょう。

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    「大丈夫?」と声をかけたいけど、軽く聞こえすぎても、重く伝わりすぎても、どちらも違う気がして――。どう言えばいいか迷ってしまうこと、ありませんか? 体調が悪そうなとき、落ち込んでいるとき、疲れていそうなとき。そっと気づいて、やさしく寄り添える言葉があると、そのひと言が、ふっと心をほぐしてくれることもあるんです。
    この章では、“ただの励まし” ではなく、 “本当に伝わるいたわり” の言葉を集めました。「そばにいるよ」が伝わる言葉、一緒に見つけていきましょう。

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    ふと会話が止まったとき。沈黙が気まずくて、「何か話さなきゃ」と焦ってしまう。そんな経験、ありませんか? 気の合う友 達との間でも、初 対 面の人との間でも、“ 間 ” をどう埋めるかは、多くの人の小さな悩みのひとつ。
    この章では、 空気をやわらげながら、そっと会話をつなぐ言葉を集めました。気まずさをごまかすのではなく、自然に流れをつくる“やさしいひと言”で、あなたの会話がもっと心地よくなりますように。

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    誰かの意見に「うーん、ちょっと違うかも……」と感じたとき。でも、そのままストレートに否定すると、空気がピリついてしまいそうで――つい黙ってしまう。そんな経験、ありませんか? でも本当は、自分の考えを伝えたい。相手も、自分も大事にしたまま、違う意見をやさしく届けたい。
    この章では、 感じがいい反論の伝え方をまとめました。「私はこう思う」も、「その考えもわかる」も、どちらもちゃんと伝えられる人になるためのヒント、詰め込みました。

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    「ただ伝えるだけの連絡」だからこそ、そこにちょっとした気づかいや言葉選びがにじむと、受け取った側の印象は、驚くほど変わります。たとえば、予定の共有。確認の依頼。返信の催促。忙しいときに飛び交うやりとりの中で、“この人、丁寧だな” と感じさせるひと言が添えられていると、空気がやさしく整います。
    この章では、メール、チャット、LINEなどで使える 「気配りが伝わる事務連絡」のフレーズを集めました。「育ちのよさ」は、ふだんの言葉ににじむもの。ちょっとした伝え方で、印象も関係も、変わっていきます。

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    職場の後輩や、アルバイト先の年下スタッフに声をかけるとき、「上から目線に聞こえたらどうしよう」「気をつかわせたくないな」と、言葉選びに迷ったことはありませんか? 頼りにされる立場になっても、“先輩らしさ”にまだ自信がなかったり、 どう関わっていいか分からず距離をとったりしてしまう。そんな不安は、多くの人が感じているものです。でも、ちょっとした声のかけ方ひとつで、 安心感も信頼も、相手のやる気も育つことがあります。
    この章では、後輩・年下・新人さんに向けて 「やさしさが伝わる、育てる声かけ」の言葉選びをまとめました。

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    LINE、メール、DM、チャット──今や仕事もプライベートも、「文章でやりとりすること」が当たり前の時代。でも、顔が見えないぶん、ちょっとした言い方やタイミング、返信スピードで、思ったよりずっと大きく印象が変わってしまうこともありますよね。「既読スルーに見えたかな……」「短すぎたかな……」「逆に重くとられたらどうしよう……」
    この章では、文章だからこそ伝わる丁寧さややさしさをテーマに、距離を縮めすぎず、離れすぎず、心地よい関係を築ける言葉の選び方をまとめました。ちょっとした文章の工夫で、「この人、感じがいいな」と思ってもらえるヒント、見つけていきましょう。

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    X(旧Twitter)、Instagram、ストーリーズ、DM……今や、人とのつながりは画面の向こうにある時代。投稿、コメント、リプライ、引用RTなど、たった一文の違いで「印象」も「共感」も「関係性」も変わるのがSNSの世界です。だからこそ、「この人、感じがいいな」と思われる言葉づかいには、ちょっとした“気配り”と“やわらかさ”が宿っているものです。
    この章では、 SNSで“距離を縮める言葉”と“品よくふるまうひと言”を集めました。

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著者紹介

著者・ゆりか

「好かれる伝え方」を広めるコミュニケーション実践家。1973年、北海道生まれ。20代は社長秘書として勤務し、経営者や多くの来客対応を通じて“気配りと言葉選び”の基礎を学ぶ。その後、受付スタッフとして8年間で1万人以上と接し、伝え方を工夫することで、患者様との信頼関係や職場の空気が劇的に改善。50歳で会社員を卒業し、SNS発信をきっかけに、AI活用、文章術、発信力を教える複数の講座を展開。「感じのよいひと言」の力を実感し、以後、その魅力を発信し続けている。コンサルティング事業も開始し「自分の経験やスキルを、無理なく収益につなげたい」と願う中高年世代の自己実現をサポートしている。フォロワーが6.1万人を超えるXでは「好かれる伝え方」をテーマに投稿し、1投稿で400万インプレッション超の反響があることも。「好かれる伝え方」の“図解”を中心に発信している。JCAAコミュニケーション能力1級認定。秘書検定2級(実務技能認定協会)。

「言葉を変えれば、人生が好転する」――その信念のもと、日々発信を続けている。

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