
編集長を出せ!―『噂の真相』クレーム対応の舞台裏―
ソフトバンク新書
満身創痍の休刊から2年――メディア界に伝説をつくった著者、待望の書き下ろし
【内容】
伝説のスキャンダル・ジャーナリズム雑誌『噂の真相』。同誌は、満身創痍と形容するくらいトラブルや抗議の事例に事欠かなかった。その編集発行人として、内容証明や配達証明の通知、民事・刑事告訴を受け続けた著者によるトラブルシューティング術。当時の舞台裏エピソードを織り交ぜながら、クレーム対応の心得とテクニックを伝授する。読み方によっては、もう一つの『噂の真相』25年のトラブル裏面史でもある。
右翼、ヤクザ、エセ同和から、
検察・警察などの権力機関、現役の総理大臣、
ひと癖もふた癖もある政治家まで……。
普通の人生では体験し得ない“対決”をしてきた著者が説く、
必勝! トラブルシューティング術。
【著者プロフィール】
1947年、鹿児島県生まれ。法政大学卒業後、『マスコミ評論』を創刊。その後、79年『噂の真相』を編集発行人として立ち上げ、25年間、スキャンダリズム雑誌として、独自の地歩を築く。数々のスクープを世間に問うが、04年3月をもって黒字休刊となる。著書に『「噂の真相」25年戦記』(集英社)、『「噂の真相」イズム―反権力スキャンダリズムの思想と行動』(WAVE出版)、『武器としてのスキャンダル』(筑摩書房)など多数。