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日本史の極意

出口治明:著者

7つの論点で、日本の今が見えてくる!

「経済」「戦争」「リーダー」「組織」「宗教」「地政学」「世界史」の視点で、
歴史の要点と流れが一気につかめる!

「歴史はおもしろい。僕はそう思います。
歴史は、人類が五千年以上にわたって積み重ねてきた巨大なデータベースです。それはいまの僕らが何をなすべきなのか、そして未来をどうすべきかを考えるための有効な羅針盤となります。人間が考えることや社会が動くパターンは、昔も今もそれほど大きくは変わらないからです。」(まえがきより)

はじめに
■日本史の大きな流れを一気につかむ
■7つの論点で生きた(今に通じる)日本史が身につく

第1章【経済】で日本がわかる―貨幣経済の発展と金融政策
■GDPの推移で歴史は説明できる■江戸と大正にもあった「米不足」と価格高騰■宋銭の大量輸入■土地からお金へ――貨幣経済の浸透■信長による「びた銭の公認」から家康による「三貨制度の確立」まで■財政難解決のための貨幣改鋳が引き起こしたインフレ■重商主義・行政仕分けと寛政の揺り戻し■緊縮財政と人返しの法■商工業重視で成功した雄藩■幕末「円ドル」戦争―金融についての無知が生んだ大損■飛ぶように売れた生糸とお茶、そして世直し一揆■日本の産業革命■昭和に起こった2回の恐慌■敗戦国日本が経済大国になった理由

第2章【戦争】で日本がわかる 戦争はどうはじまりどう終わるのか
■戦争は始めるより終わらせる方がむずかしい■最初の大きな対外戦争「白村江の戦い」■鎌倉幕府の強大化につながったモンゴル戦争■大戦争になると皆思わずに始まった応仁・文明の乱■信長・秀吉が重視したロジスティクス■全面的な対決が回避された戊辰戦争■武士の役割が終わった西南戦争■グレートゲームの中で行われた日清・日露戦争■第二次世界大戦のはじまりとなった満洲事変■移り気な首相が悪化の一途をたどらせた日中戦争■政治と軍事の分断■総力戦への無知が致命傷となった第二次世界大戦

第3章【リーダー】で日本がわかる―時代を動かした偉人に学ぶ優秀なリーダーの条件
■合理的なグランドデザインを描けているか■日本史を動かしたリーダーたち■経済成長と独立国としての倭を実現した蘇我馬子■日本国の誕生を実現した持統天皇■理想の上司といえる合理的な織田信長■いち早く開国を決意した開明的な阿部正弘■現実主義者で明治維新を守成した大久保利通■現在も日本が継承する政治体制を築いた吉田茂

第4章【宗教】で日本がわかる―信仰・伝統から見えてくる日本人の宗教観
■今の「皇室の伝統」は明治政府の朱子学(儒教)が原型■靖国神社、御給桑、一世一元制はいつから?■唐から最澄と空海がもたらした密教■国家仏教から民衆の救済を目指す浄土教と禅■大日如来が日本では天照大御神になる■戦国時代のインテリ層がキリスト教徒になった理由■キリシタン禁止令の実態■宗教勢力の抑止ではない鎖国の真の理由■大名による統治の根拠となった朱子学(儒学)

第5章【組織】で日本がわかる―統治と運営のかたちが映す日本社会の変遷
■日本の敗戦と企業の不正問題の類似■豪族の連合体としてのヤマト政権■世界(唐)に認められる国づくり■道半ばの律令制と官僚制■上皇が権力を放棄した摂関政治■院政と荘園制度■平氏から始まった武家政権■国民国家への道■廃藩置県、国税と国軍の創設■太政官制度から内閣へ■軍国主義の下地をつくった統帥権の独立

第6章【地政学】で日本がわかる―大陸国家から海洋国家への転換
■地政学とは何か■大陸国家(戦前)から海洋国家(戦後)へ■日本の文明は北部九州ではじまり瀬戸内海へ進んだ■平清盛が目を付けた海上ルート■世界商品がない日本列島■日本海軍に影響を与えたマハンの理論■アメリカの海の軍事力と日本の空母■リアリズムで見つめる日米同盟■基地問題に対する考え方■「日本ファースト」がうまくいかない理由

第7章【世界史】で日本がわかる―世界史から見えてくる日本の立ち位置と未来のヒント
■近世への転換を生んだ3つの世界的イベント■朱印船貿易から鎖国へ■明治維新がうまくいった世界史的背景■国際協調とワシントン会議■満洲事変と世界からの孤立■G7教育予算最下位の日本の教養問題

定価:1,155円(本体1,050円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2026年2月7日(土)
  • ISBN:978-4-8156-3810-8
  • サイズ:新書
  • ページ数:296
  • 付録:-
  • ■GDPの推移で歴史は説明できる
    ■江戸と大正にもあった「米不足」と価格高騰
    ■宋銭の大量輸入
    ■土地からお金へ――貨幣経済の浸透
    ■信長による「びた銭の公認」から家康による「三貨制度の確立」まで
    ■財政難解決のための貨幣改鋳が引き起こしたインフレ
    ■重商主義・行政仕分けと寛政の揺り戻し
    ■緊縮財政と人返しの法
    ■商工業重視で成功した雄藩
    ■幕末「円ドル」戦争―金融についての無知が生んだ大損 …など

  • ■戦争は始めるより終わらせる方がむずかしい
    ■最初の大きな対外戦争「白村江の戦い」
    ■鎌倉幕府の強大化につながったモンゴル戦争
    ■大戦争になると皆思わずに始まった応仁・文明の乱
    ■信長・秀吉が重視したロジスティクス
    ■全面的な対決が回避された戊辰戦争
    ■武士の役割が終わった西南戦争
    ■グレートゲームの中で行われた日清・日露戦争
    ■第二次世界大戦のはじまりとなった満洲事変
    ■移り気な首相が悪化の一途をたどらせた日中戦争 …など

  • ■合理的なグランドデザインを描けているか
    ■日本史を動かしたリーダーたち
    ■経済成長と独立国としての倭を実現した蘇我馬子
    ■日本国の誕生を実現した持統天皇
    ■理想の上司といえる合理的な織田信長
    ■いち早く開国を決意した開明的な阿部正弘
    ■現実主義者で明治維新を守成した大久保利通
    ■現在も日本が継承する政治体制を築いた吉田茂

  • ■今の「皇室の伝統」は明治政府の朱子学(儒教)が原型
    ■靖国神社、御給桑、一世一元制はいつから?
    ■唐から最澄と空海がもたらした密教
    ■国家仏教から民衆の救済を目指す浄土教と禅
    ■大日如来が日本では天照大御神になる
    ■戦国時代のインテリ層がキリスト教徒になった理由
    ■キリシタン禁止令の実態
    ■宗教勢力の抑止ではない鎖国の真の理由
    ■大名による統治の根拠となった朱子学(儒教)

  • ■日本の敗戦と企業の不正問題の類似
    ■豪族の連合体としてのヤマト政権
    ■世界(唐)に認められる国づくり
    ■道半ばの律令制と官僚制
    ■上皇が権力を放棄した摂関政治
    ■院政と荘園制度
    ■平氏から始まった武家政権
    ■国民国家への道
    ■廃藩置県、国税と国軍の創設
    ■太政官制度から内閣へ …など

  • ■地政学とは何か
    ■大陸国家(戦前)から海洋国家(戦後)へ
    ■日本の文明は北部九州ではじまり瀬戸内海へ進んだ
    ■平清盛が目を付けた海上ルート
    ■世界商品がない日本列島
    ■日本海軍に影響を与えたマハンの理論
    ■アメリカの海の軍事力と日本の空母
    ■リアリズムで見つめる日米同盟
    ■基地問題に対する考え方
    ■「日本ファースト」がうまくいかない理由

  • ■近世への転換を生んだ3つの世界的イベント
    ■朱印船貿易から鎖国へ
    ■明治維新がうまくいった世界史的背景
    ■国際協調とワシントン会議
    ■満洲事変と世界からの孤立
    ■G7教育予算最下位の日本の教養問題

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著者紹介

著者・出口治明

1948年三重県生まれ。京都大学卒。日本生命保険に入り、大阪、東京、ロンドンに勤務。国際業務部長等を経て、2008年ライフネット生命保険(株)を創立し、社長、会長を務める。2012年上場。 2018年立命館アジア太平洋大学学長に就任。2024年立命館アジア太平洋大学前学長・名誉教授(現在)。『生命保険入門 新版』(岩波書店)、『人類5000年史』(全6冊。ちくま新書)、『0から学ぶ「日本史」講義』(全4冊。文藝春秋)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『座右の書「貞観政要」』(角川新書)他多数。

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