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その「習慣」が子どもの才能をダメにする

成田奈緒子:著者 / 上岡勇二:著者

親の「子どものためを思って」が、子どもの才能の芽を摘む

子どもの才能を伸ばす科学的に正しい習慣

「ありがとう」や「ごめんなさい」を必ず言わせる、帰宅後すぐ宿題をさせる……いずれも一般的には「正解」とされている習慣であり、親はわが子のためを思って行っているはずだ。ところが、これらは子どもの才能の芽を摘んでしまう可能性をはらんだ習慣でもある。その危険性を紐解き、脳科学・心理学・教育学のエビデンスに基づいてより良い脳を育てる習慣を指南する決定版。

はじめに
序 章 「わが子をかわいいと思う親」が才能をダメにする
第1章 「期待通り」にしたがる親が子どもをつぶす
第2章 親の「先回り」が判断力を奪う
第3章 「正しさ」を押しつける親が自由な発想を失わせる
第4章 親の「評価」が子どもを委縮させる
第5章 親の「過干渉」が成長を阻害する
おわりに

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2026年2月7日(土)
  • ISBN:978-4-8156-3670-8
  • サイズ:新書
  • ページ数:248
  • 付録:-
  • ■わが子を「かわいい」と思うことの落とし穴/子どもの脳は「3段階」で成長する/子どもを「作品」にしてしまう親たち/正しい“子どもの脳育て”のステップ/いくつになっても脳は育つ/「かわいさ」「頭の良さ」よりも大切なこと/点ではなく線で見る/脳科学・心理学・教育学に基づく子育ての6箇条

  • ■言わせるよりも、手本を見せる/家庭では、社会のルールより個別の事情に目を向ける/「親が何に対して謝っているのか」を言語化する
    ■比較は不幸のもと/きょうだいでも、発達の仕方は違う
    ■成果よりも、様子を注視する/子ども自身は、不調に気づけない/「自己モニター力」を育てよう
    ■バイリンガル教育の盲点/バイリンガルの脳はどうなっているのか/母親の母語で育てないと、愛着形成に悪影響も
    ■大事なのは、現代の状況でどう捉えるか/起き上がれないのは病気が理由かも

  • ■子どもの代わりに答えてしまう親たち/共依存状態では問題は解決しない/点数の話はしない/褒められたことは受け入れ、それ以外を少し落とす
    ■不登校は増加の一途/よく寝ることで生まれる「いい変化」/質問はフラットに/情報収集しつつ、大らかに構える/家庭内で役割を担わせる
    ■信頼と心配を足して100にする/最終責任はいつも親にある/「ここぞ」で止めるのも役割/ネットリテラシーは子どものほうが高い
    ■「お金がない」では伝わらない/5歳までの子には実物を見せながら説明する/小学生からはお小遣い制を採用

  • ■5歳までの習い事は親が楽しいものを選ぶ/ぼーっとする時間も大切/カードゲーム、ボードゲームで子どもの特性を観察
    ■言質を取ってはいけない/情報を伝えたうえで、本人の意思を尊重する/やめたことをネガティブに捉えない/子どもの頃の経験が大人になって活きることもある
    ■正しい作法は「見せる」だけ/自画自賛で楽しい食卓に
    ■「寝る時刻」が最優先事項/5歳以上の子どもを早く寝かせるためには
    ■正論だけではなく、多面的な見方を教える/「友だちが嘘をついている」と聞いたら/わが子が嘘をついていると知ったときは
    ■子ども自身に計画を立てさせる/ゲーム時間をスケジューリングする/一定時間やるべきことをやる習慣を身につける

  • ■評価ではなく、認める言葉で伝える/「好きだよ」は人格を認める言葉として使う/認める言葉にユーモアを添える/親と子の特性は別物
    ■お手伝いは「えらい」ではなく「助かる」/役割に報酬はいらない/欲しい理由をプレゼンさせる
    ■大人の常識で見てはいけない/「今」が完成形ではない/子どもが好きなものに一言言いたくなったら
    ■言語化を促して、脳を育てる/絵本の読み聞かせと読書だけでは国語力は上がらない/言葉からイメージする練習を

  • ■もっとも大事なのは楽しい食卓で食べること/楽しく、偏食を直す方法
    ■「家族サービス」はしない/休む時間を作るためにプロを頼る/祖父母と意見が合わなくてもいい
    ■宿題の丸つけは子どもから親へお願いする/すべてを引き受けずに、交渉の経験をさせる
    ■5歳までの子にスマホやタブレットは渡さない/小学校低学年からは、渡すならタブレットを/親子間でもプライバシーを守る
    ■明るくいられない理由を話す/夫婦喧嘩を隠さなくてもいい
    ■5歳までの子どもには手ごたえを感じる経験をさせる/5~10歳の子どもは「負けず嫌い」を活用する/負け好きでも、頑張りどころで頑張れれば良い

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著者紹介

著者・成田奈緒子

成田奈緒子(なりた・なおこ)
小児科医・医学博士・公認心理師。子育て科学アクシス代表・文教大学教育学部教授。1987年神戸大学医学部卒業後、米国セントルイス・ワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。研究者としての活動も続けながら、医療・心理・教育・福祉を融合した新しい子育て理論を展開している。著作に、『改訂新装版 子どもの脳を発達させるペアレンティング・トレーニング 育てにくい子ほどよく伸びる』(共著、合同出版)、『「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春出版社)、『高学歴親という病』(講談社)ほか多数。

著者・上岡勇二

上岡勇二
臨床心理士・公認心理師・子育て科学アクシススタッフ。 1999年、茨城大学大学院教育学研究科修了した後、適応指導教室・児童相談所・病弱特別支援学校院内学級に勤務し、子ども達の社会性をはぐくむ実践的な支援に力を注ぐ。また、茨城県発達障害者支援センターにおいて成人の発達障害当事者や保護者を含めた家族支援に携わる。2014年より現職。

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