悪役皇子の俺、破滅した悪役令嬢を金で買ってみた。
「私は貴方に買われた身ですから」
「俺はメイドになれなど頼んでいない」
(何あれ!? めちゃくちゃ可愛いんですけど!?)
傍若無人で知られる第二皇子アルヴィスは、兄である皇太子に捨てられ、奴隷に堕ちた令嬢のオークションに来ていた。そこで令嬢――ユリアと目があった瞬間前世を思い出す。ここはゲームの中の世界で、自分はいずれ断罪される悪役皇子。そして目の前の悪役令嬢ユリアは、自分の“最推しキャラ”であることに。
気が付いた時には、他を押しのけてユリアを競り落としていた。買ってみたはいいものの、推しが大切すぎて触れられない。悪役皇子らしく振る舞って距離をとってみるが、元々の評判が悪すぎて、全部の行動がもてはやされてしまう。最初は警戒していたはずのユリアも、だんだん距離を詰めてくるようになって…?
推しゆえに手が出せない悪役皇子と、なぜか手を出してくれず不満を募らせる悪役令嬢。悪役二人の行く先には破滅の運命(シナリオ)が待ち受ける。
迫りくる魔の手を払いのけ幸福を目指す、両片思いラブコメ×ファンタジー!!











