
タイムトラベラー2
ふたつの反重力マシン
18世紀に取り残されてしまったピーターを迎えに、ケイトは再び過去へと旅立つが、そこで待っていたものは……!!
●読者の感想
「いままで読んだ本でいちばんおもしろかった」(11才 男)
「タイムトラベルについて、さまざまな仮説を立ててつくられたこの本は、とてもおもしろい」(14才 女)
「すごく主人公たちの気持ちが想像しやすく、共感できておもしろいです」(12才 女)
●主な登場人物
ピーター・・・・・・・ 12歳。裕福な家庭に育った一人っ子。
ケイト・・・・・・・・ 物理学者ダイヤー博士の長女。田舎でのびのびと育った女の子。
ショック氏・・・・・・ ピーターの父。いつも仕事が忙しい。
ダイヤー博士・・・・・ ケイトの父。物理学者。
ウィラー警部・・・・ ピーターとケイトの失踪事件を担当する。
タールマン・・・・・ 反重力マシンで21世紀にやってきた男。
アンジャリ・・・・・ ロンドンに暮らす少女。タールマンに助けられる。
■著者紹介
・リンダ・バックリー=アーチャー
イギリス南部サセックスに生まれ、幼少期を中部スタフォードシャーの田園地帯ですごす。フランス文学を学び、大学の講師を数年務めた後、幅広く執筆活動に携わる。
BBCラジオ・テレビのドラマ脚本も手がけている。本作『タイムトラベラー』が、2007年ブランフォード・ボウズ賞「特別推薦作品」に選ばれる。
現在は、ロンドン南西地区で夫と二人の子どもと暮らす。
・小原亜美(おばらあみ)
翻訳者。東京生まれ。上智大学法学部卒。大手著作権エージェンシーで外国文
学作品の評価・分析を担当後、フリーランスに転向。米誌日本版の翻訳編集に従
事。〉おもな訳書に、メイヤー『トワイライト』シリーズ(ヴィレッジブック
ス)、コッポラ『ゾエトロープ』シリーズ(角川書店)、ローゾフ『わたしは生
きていける』(理論社)などがある。