心を動かす話し方
あの渡邉恒雄主筆に見いだされて読売新聞社に入社。
その後、三菱商事、ボストンコンサルティンググループ日本代表を経て、
55歳でドリームインキュベータを起業、同社を東証一部上場企業に育てた。
長年、多くの経営トップと対話をし、数えきれないほどの講演を行い、
テレビ朝日の名物討論番組『朝まで生テレビ』などで議論を戦わせてきた著者。
経営コンサルティングのプロフェッショナルであると同時に、話の達人でもある。
もちろん、その背景には確固たる専門知識のインプットは欠かせないが、
インプット(理解・読解力)に長けていてもアウトプット(表現力)に劣る人は、
東大卒のエリートでさえ数知れない。
ボストンコンサルティング時代は、大企業相手に数億円規模のコンサルティングの場数を踏み、
徹底した情報収集や調査と巧みな表現力でクライアントを魅了。
かつて「5000万円以下の情報はタダで教えていた」とも語っていた著者が、
仕事に、そして人生に効く戦略的話術の本質を説く。
単に話し方を説くだけでなく、表現力につながる理解(読解)力と想像力を総合的に指南する。
――「過去と他人は変えられない」というけれど、そんなことはない。
自分自身の話し方を変えれば、他人(相手)さえ変えられる。
実際、私は数々のビジネスの修羅場でそうしてきたのだ―― 堀紘一
■目次:
第一章 話の達人・カトカンさんから学んだこと
第二章 話し方には理解力と想像力が欠かせない
第三章 納得せざるを得ない話し方
第四章 人を動かす話し方
第五章 日本人と外国人を惹きつける話し方の違い
第六章 勝ちパターンを確立する話し方