
Autodesk Revit Building 9 基礎トレーニングブック
AOTC(Autodesk Offiucial Training Cource)テキスト
建築業界でも設計の3次元化は時代の流れ。3次元で設計するなら、構築した3Dデータから設計変更、プレゼンテーション、図面化、設計図書の作成など、幅広く活用できるツールAutodesk Revitが有効です。本書でAutodesk Revitの機能と操作を丁寧に解説します。
建築専用CADの役割が変わってきました。設計段階から資産管理情報までの「建物のライフサイクル」をすべて制作・管理できるツールが注目され始めています。これを「ビルディング・インフォメーション・モデリング」と呼ぶようになってきました。ビルやマンションの業界では、設計-プレゼンテーション-設計変更-図面化-その他設計図書の作成・管理-施工後の施設・設備の管理運営まで。3Dツールで構築された設計データを活用して、建物の情報を一元的に管理することで、ビルやマンションの総合的な業務を効率的に運営することができます。Autodesk Revit Buildingは、「ビルディング・インフォメーション・モデリング」のさきがけのツールとして、アメリカで定着してきました。日本でも徐々に浸透し、大手建設会社、建設コンサルティング会社を中心に定着・拡大していく傾向にあります。
本書は、Autodesk Revit Building 9を対象に、「基礎編」では、設計段階での基本的な機能と操作を丁寧に解説していますので、講習会でもお使いいただけます。「実践編」では、効率的に設計・管理を遂行するための実践的なノウハウを解説しています。著者は、建設業界でのIT化を進めてきた大手の一級建築士事務所、株式会社ピーディーシステムです。設計業務のみならず、CAD教育までを推し進めてきた豊富な経験が執筆に生かされています。
主な内容は以下の通りです。
基礎編-ビルディング設計の基礎演習
第1章 Revitの基本操作
第2章 敷地と外壁の作成
第3章 間仕切壁・床・バルコニーの作成
第4章 窓・ドア・エレベータの作成
第5章 設備・部屋タグ・寸法線などの作成
第6章 レベル設定、階段の作成
第7章 レベル名称の変更、家具の入力
第8章 図面の作成-平面図・断面図・立面図・集計表
第9章 パースの作成
第10章 デザイン案の変更
実践編-実践に必要な活用テクニック
第1章 ファミリの作成
第2章 プレゼンテーション
第3章 マス機能によるコンセプトデザイン
第4章 プロジェクト管理
■11月1日頃発送予定です。