発売日 2008年07月22日(火)

2140 ~サープラス・アンナの日記~

著者名:ジェマ・マリー(著者) 橋本 恵(訳)

¥1,800(税別)

ISBN:
978-4-7973-4365-6
サイズ:
A335B050-BE72-46BD-BC69-1B57AA476EAC
ページ数:
400
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・ジェマ・マリー

訳・橋本 恵

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  • 子どもが読んだらどう思うのだろう…

    4.0
    Kindleユーザー

    雑誌の広告でこの本が載っていて、カバーイラストに一目ぼれして、その上好きな近未来もの…ということでほぼジャケ買いに近かったけど読みだすとハマりました。ハラハラしたり泣いてしまったり考えさせられたり…すごく内容は濃いです。主人公であるアンナの心理描写がよく書かれているのでほぼアンナ目線でストーリーを追いました。前半はとにかく閉鎖的でこっちの気持ちまで暗くなってしまいそうでしたが、中盤からはドキドキハラハラでスピード感のある展開でした。最後は少し納得のいかないというか、もっと丁寧に書いてほしかったな、という気もしましたが続編があるということなので続編のための伏線だと思って、続編に期待!です。この設定や世界観を作り上げたのはすごいと思いますが、アンナや収容所のほか子どもと同じくらいの年齢の子どもが読んだらどう思うのだろう…と思いました。私はもう子ども、と言える年齢ではないので。でもこれヤングアダルト向けだしなあ。あと、この作品を読んでやっぱり親から子どもへの愛は無条件であり、大きいものだなと思いました。愛にかなうものはないんだなあ…

  • 4.0
    あみた526

    ロングライフという名の特効薬が誰にでも手に入ることにより、人が死ななくなった未来の世界は、人口増加による食料、燃料等のすべての資源の減少を抑えるため、新たに子どもを儲けることが禁じられていた。そんな中、禁を犯してまで子どもを生み、隠れて育てる人々は後を絶たない。しかしそうやって生まれた子どもは狩り出され、親から引き離されて、「サープラス(よけいな存在)」として、自分の出生を恥じ、親を憎みながら収容所で育てられる。アンナは幼い頃に収容所に入れられ、親を憎みながら、早く立派なメイドとなって、少しでも良いご主人様に仕えることができるようになることだけを夢みて、つらい収容所生活に耐えている。…すばらしい特効薬ができ人が病気や老衰で死ななくなった世界、は誰しもが理想とする世界かと思いきや、そこは、徐々に枯渇してゆく資源を取り合い、新しい生命の誕生=自分たちの資源を奪う悪の誕生、と定義して、ためらいなく子どもを「サープラス」として排除するあさましい大人たちの世界なのだった。そんな世界に幼くして投げ込まれたアンナは教えられるままに親を憎み、生まれてきたことに罪悪感を感じ暮らしている。そんななか、目の前に現れた外の世界からやってきた溌剌とした少年ピーター。アンナのなかで、ピーターに対する嫌悪と興味がせめぎ合い、ストーリーは大きく展開して行く。前半の空虚で辛い収容所生活の描写から、はらはらどきどきの後半のストーリー展開に一気に最後まで読み進めました。が、最後の解決の仕方はどうだろう…日記の最後もちょっとモヤモヤした感じが残っているし。作者は次回作を執筆中ということなので、あとに引っ張っておきたかったのかもしれませんが、ちょっと消化不良な感じは否めません。

  • レビュー対象商品: 2140 ~サープラス・アンナの日記~ (単行本)

    miyan*2ニャンの姉

    設定はなかなかよいかと思います。長命が必ずしもよいものではなく結局人が死ななくなれば、人口は減りもしないわけだし増えただけお荷物になるということ…こう思うと私たちが目指している不老不死と言うのはいかにばかげているかがよくわかってきます。この物語の舞台では「ロングライフ」製造後に生まれた子供は「サープラス」として何の権利もない「ゴミ」同然の扱いを受けるのですから…この本は児童文学と言う扱いにはなっていますがちょっと内容が難しいように思えました。それと少々読みづらいです。なので評価は☆3つです。

すべての4レビューを表示

  • Gemi

    地元の図書館の館長さんにお勧めを聞いてみると出てきたこの本。「近い未来の話で児童文学なんですよ」「SFですか?」「んー…ではないんです」「とりあえず読んでみますよ」こんなやりとりで読むことになったこの本。「2140年、人間は不死を手に入れた。新しい命は、もはや必要ではなくなった。」なかなかそそられる世界観。「あたしの名前はアンナ。あたしは、この世に存在してはならない。けど、存在している。」とても好みの設定で展開も良く面白い…けどいかんせん児童文学。淡々と読んでしまった。続編もあるらしいので今度読んでおく。 続きを読む

  • アンナ

    長生きしたい、不老不死がいいって思ったことはあるけどこんな恐ろしくておぞましいせかいなら死んだほうがいいなっておもった いろんなところでたくさん考えさせられた本 続きを読む

  • さきこ

    夢中になって読んだ、という言葉がぴったりです。話の好き嫌いとは関係なく、ほんと止まらず読んじゃった。永遠に生きられる薬のある世界。子ども向けとはいっても、大人もじゅうぶん考えてはまってしまう設定だと思います。 続きを読む

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