発売日 2009年03月17日(火)

情緒から論理へ

著者名:鈴木 光司(著者)

¥730(税別)

ISBN:
978-4-7973-4844-6
サイズ:
CAE53444-4A6D-43A5-80D8-648CFE5F9CB1
ページ数:
208
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・鈴木 光司

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  • タイトルは良いのですが

    1.0
    XOHMACAN

    現代は情緒の時代であることは、日常生活でも感じることはあります。同時に、近代以降に登場する合理性や論理などといった価値観に疑いの目が向けられているという風潮もあると考えられます。そのような意味で、私たちは「情緒」の時代にいると思います。日本においては、大局的にみると明治維新から高度成長までは日本の近代化の時代であり、それらを性急に推進するためには徹底した合理性と、論理的思考が必要であったと考えられます。また、その間に共産革命や大戦を経験しています。「情緒から論理へ」というテーマであれば、やはり、人間の理性の限界はなにか、理性を突き詰めた世の中はどのようになるか、といった理性(論理)の有効性と危険性を示して欲しかったと思います。それを踏まえたうえで、情緒の危険性を示し、論理にも危険な側面があるけれど、情緒が先行した世の中に、論理の有用性を見出す試みがなされていれば、題意に沿った著作であったと思います。

  • カカシ

    やり玉に上がっている「国家の品格」はたしかにツッコミどころの多い本でこれをきっかけにいろんな論争があればいいなと思っていたけど、フタを開けてみたら、単行本、雑誌のコラムなどを含めてそのことごとくが筆者の戦後思想への忠誠心競争と言ってもいいくらい陳腐な文句の羅列ばかりだった。(その最悪の代表例が同じ新書で出た木村和彦の著書)この新書もその列に新たに加わっただけで内容は一言で言って「国家の品格はウヨクっぽいからボク、嫌い」ということを長々(ダラダラ)と書き散らしただけのシロモノ。本書の売りモノらしい第2次大戦関連の記述も目新しいところは何もなく、「失敗の本質」その他からの拾い食い適当に並べただけ。星2つなのはサブカルから文化人モードに入るとき、その前歴がまったく生かされず、陳腐極まる発言ばかりを繰り返す"識者"(某演出家や某漫才師など)がなぜ多いのかという疑問を解決するのに、モデルケースとしてこの書物を生かせる道があるのではないか?という淡い期待から。

すべての3レビューを表示

  • 昭和っ子

    藤原氏の情緒重視の発言は「苦い勝利」の様な事ができて、初めて価値があるものなのか、という「苦い認識」をさせらられた。(私だったら「長い物には巻かれろ」的態度しかできない)根拠なき懐古主義に惑わされず現代の良さを確信する事は一抹の寂しさもあるけれど肩の重荷がすっと軽くなる気がするのも確か。「情緒的民族の失敗」で日本人の戦争での対応のまずさを挙げていたが、確かに上官同士のつきあいや見栄で「やってみなければわからない」と戦争されたんじゃたまりません!みんなが悪いと反省する事はあるけど、こういう反省は確かにないね 続きを読む

  • スギちゃん

    新書は論文ではないので、「国家の品格を論破する」という広告の煽りは置いておいて、著者のプロフィールや個々のエピソードを肩の力を抜いて読めば良いと思いました。 続きを読む

  • Kentaro

    ダイジェスト版からの要約 「論理」という場合は、「世界に共通する論理」を意味する。今、日本は「昔はよかった」式の情緒的な懐古主義に過度に拘るような閉じた発想が、国民の間に広がりつつある。その姿は、グローバル化が進む世界に背を向けて、情緒の世界にとりすがっているかのようだ。宇宙にせよ、生命にせよ、それらを系(まとまり・システム)として見た場合、オープンでない系は滅ぶ。地球は太陽からのエネルギーを受け、しかし地球が熱くなりすぎないようにエネルギーを逃がしているから、そこに生命を誕生させることができた。 続きを読む

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