発売日 2009年03月17日(火)

知的思考力の本質

著者名:鈴木光司、竹内薫(著者)

¥730(税別)

ISBN:
978-4-7973-5253-5
サイズ:
CAE53444-4A6D-43A5-80D8-648CFE5F9CB1
ページ数:
216
付録・付属:
-

購入する

全国の書店、または以下のネット書店よりご購入ください。

※書店によって在庫の無い場合、お取扱いの無い場合があります。予めご了承ください。
※各ネット書店での詳しいご購入方法は、各サイトにてご確認ください。

紙版を購入

電子版を購入

著者紹介

著者・鈴木光司、竹内薫

サポート情報

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

Twitter

Unable to load Tweets

  • 知的であるために

    4.0
    はまちょび

    二人とも有名な著者だが、読んだことがなかった。鈴木氏自体は『リング』とかのホラー小説の著者だが、ホラーは好きじゃないから読んだことがなかった。でも去年の12月に出版された新作『エッジ』は面白そうなので、買った(まだ読んでいないけど)。竹内氏も1冊持っているけど、こちらも未読。そもそもこの本の題名にひかれた。自分も知的でありたいと願っているが、どのような思考力が知的であるのか興味がある。ただ、対談という形式のためか、それほど明確に、あるいは論理的に知的思考力の本質に迫っているようには思えないのが残念。むしろ、日本社会や日本の教育で物理学や哲学の教育がないがしろにされていて、日本人は物事の根本原理を突き詰めて考えないという批判が主。基本原理の存在を前提にしつつ、しかもそれが絶対ではないと理解すること、これこそが知的思考力の本質なのか。そのとおりのような気もするが、なんか物足りないな。うーん、誤読しているのかな?自分の教養不足かしら。

  • 日本の知力低下を哲学・物理学離れから論じる新しい問題提起

    4.0
    fwtetsu

    <対象読者>・ 自分の子供も含め、現在の学校教育に疑問・関心がある人・ 物理学や哲学の簡単な基礎知識がある人・ 今後必要となる「知的思考力」とは何か興味がある人・ 鈴木光司さんの小説や考え方が好きな人<非対象読者>・ 知的思考をするためのトレーニング方法を知りたい人・ 現在の日本社会、教育現場、企業競争力などに満足している、あるいは興味がない人・ 物理とか哲学とか、物事の本質とか難しそうなテーマには拒絶反応を示してしまう人日本の和を重んじる文化、教育方法などが日本人の知的思考力低下を招いているという議論は最近盛り上がっており、本書も基本的にはメッセージは同じである。ただし、巷にありふれた書籍と異なる点は、文化的背景や教育方法という知的思考力低下を招いている要因をもう1歩掘り下げ、物理学や哲学に関する知見不足に根本的な原因を見出しており、新しい。著者2人は知的思考力を、「社会や人生で大きな失敗をしないようにするための唯一の手段」と位置づけている。それが何かというと、「物事を突き詰めて考え、その本質を見抜くこと」である。このような知的思考力を獲得するためには、3つの勇気が必要だという。(勇気という言葉を筆者は使っていないが。)それは、・ (小さな)失敗をする勇気・ 答えのない問題に取り組む勇気・ 知ることで自分のこれまでの常識が覆されるかもしれないが、それを怖れずに向かう勇気である。そして、本来これらを獲得するための場所であるはずの学校教育現場が、適切に機能していないことが、日本人の知的思考力低下の大きな阻害要因と位置づけている。ただし、教育問題を学校の責任とするような安直な議論ではなく、家庭での親の教育のあり方から大人として子供の教育をどのように考えるのかという広い視点からの問題提起となっている。また、本書の中心はあくまでも哲学と物理学が中心となっているため、少なくとも物理の最低限の知識がないと内容を追えないかもしれない。物理の「知識」と私が書いているとおり、数式などは全く理解できなくてもよいが、相対性理論が何か、量子論が何か、現在の宇宙論がどのような展開をしているのか、くらいは分かったほうが理解は深まる。ただ心配しないでもらいたい。私は完全に文系人間だが、十分楽しめた。蛇足かもしれないが、もし著者の書くような物理や宇宙論の話をもう少し理解したければ、東大教授の佐藤勝彦さんが出しているPHP文庫のシリーズは有益だと思う。非常に難しい物理学の最先端の研究に関して、天才的というほど簡単に噛み砕いて書いている。(以下は参考まで)「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)

すべての2つのレビューを表示

  • はすのこ

    殆どが単なる雑談。知的ショック=勉強の本質の部分が面白い。 続きを読む

  • May

    全編に渡り随分と断定的な言い方をしているが、常に疑問をもちながらみるのが知的思考なのではないか。二項対立に単純化したものの見方も多いが、自身が分析的な思考から総合的な思考へのシフトに言及しているとおり、二項対立による単純化は、およそ総合的な思考ではないと思うのだけれど。脳死についても、人間の死の問題と、多くの人達の関心の中心である脳死での移植の問題とは、文脈が違うのではないだろうか。脳死にしても、脳幹死なのか全脳死なのかの問題もある。なんか、疑問ばかり書いちゃいましたが、科学的な見方が大事というのは賛成。 続きを読む

  • yahiro

    テーマは興味深かったが、内容が薄くてちょっと物足りない感じ。知的ショックが与える影響は大きいと思うけど、取り立てて言うほどのことでもない気がする。 続きを読む

すべてのレビューを読む