
人を動かす照明術
歴史に学ぶ「ここ一番」での光の使い方
戦国武将は篝火の前に座ることが多かったのですが、それは、背中に光を背負って座れば、相手に威厳を示すことができ交渉を有利に進められるため。また、信長は金屏風の反射で夜桜を楽しみ、安土城をライトアップして己の力を誇示しました。歴史上の傑物たちは、照明をどう味方につけて歴史の波を泳いでいったのか。本書では、光の上級者・千利休や坂本龍馬の例なども取り上げつつ、現代にも活かすことができ、すぐに使える、照明の意外な使い方を紹介します。ビジネスパーソンにお勧めの一冊。
【目次】
第一章 光を味方につけた者は勝つ<新撰組・坂本竜馬>
第二章 ビジネスで成功する光の使い方<篝火・レンブラント・千利休・静御前・花魁>
第三章 クリエイティブ力を高める光<直江兼続・フェルメール・吉原>
第四章 ピンチを救う想定外の光の使い方<北条早雲・諸葛孔明・源平合戦>
第五章 デキる人は灯りでモテる!<枕草子・源氏物語・大奥>
コラム:将軍と側室たちの、明るすぎる夜の秘め事
第六章 英雄の光の使い方 <アピール力の織田信長・庶民性の豊臣秀吉>
第七章 照明の使い方を間違えたために、自分の首をしめるハメに<明智光秀>