
ろくでなし三国志
本当はだらしない英雄たち
孔明は悪人だった!? 劉備たちは流浪の契約社員!? 新しい三国志の読み解き方を提供する、画期的な一冊。
いつも負けてばかりの劉備、誇大妄想の持ち主・孔明、ポエマーの曹操……。本書を読めば、三国志のヒーローたちの意外な素顔が見えてくる!? 彼らの時に滑稽で、時に悲しい生き方は、現代を生きる我らの人生の教科書にもなるはず!?
■著者:本田透(ほんだ・とおる)
小説家、評論家。1969年兵庫県生まれ。
高校を二度中退後、大学入学資格検定を経て、早稲田大学第一文学部哲学科入学(中退)、同大学人間科学部人間基礎学科卒業。
出版社で勤務した後にフリーとなり、現在に至るまで思想史から社会現象、ライトノベルまで幅広い分野で旺盛な執筆活動を展開している。
評論に『電波男』(講談社文庫)、『萌える男』(ちくま新書)、『なぜケータイ小説は売れるのか』(ソフトバンク新書)、小説に『ライトノベルの楽しい書き方』シリーズ(GA文庫)などがある。