発売日 2010年12月16日(木)

世界が絶賛する「メイド・バイ・ジャパン」

著者名:川口盛之助(著者)

¥730(税別)

ISBN:
978-4-7973-6307-4
サイズ:
新書/1色
ページ数:
240
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・川口盛之助

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  • 「技術」の意味を広義にとらえて考え直す

    4.0
    Edgeworth-Kuiper-Belt

    明治初期に「テクノロジー」という言葉が輸入されたときには、これを「芸術」と訳していた時代があったという。現代では狭義にとらえられがちな「技術」という言葉の意味を広義に考え直すことで、人とモノの関係性において、日本や日本人の価値観や感性を強みとして生かす技術のあり方が見えてくるのではないか、という視点で書かれた本。「メイド・イン・ジャパン」ではなく「メイド・バイ・ジャパン」の発想だという。例として取り上げられているのは、まずはクールジャパンの代名詞ともなっている、アニメやゲームキャラなどのサブカル系のコンテンツ。特に「SFアニメパイロットの変遷図」は思わず笑った。なるほど、ウルトラマンの時代から比べると、地球を救ってくれる主人公は確かに次第に低年齢化し、女子化している。ホンダがASIMOを開発するときに、バチカンにお伺いを立てたというのは知らなかった。ツンデレ。妄撮。痛車。光岡自動車。ヒエラルキーからフラットな関係にする「ケーレツ2.0」。プチプチ。ペン回し。「しょせんは子供だまし」という考えを捨てる。勝利ではなく安寧、「悪を倒す」のではなく「弱者を救う」という視点。食器や文具のような「こちら側」技術と、土木工事のような「あちら側」技術。オカンアート。痛い文化。寸止めの設計思想。日本がこの島国の環境で磨いてきた価値観は、大陸的なものとは少し異なっている。そもそも、衣食住が満ち足りてきた時代には、単に機能を満たすだけでなく心を満たすことも重要になる。そして、そういったポイントを産業に応用することを考えると、技術を広く多様な視点で見ると同時に、場合によっては文化と狭義の意味での技術との間で相乗効果を生み出すことも重要になる。大企業の開発した先端技術や町工場の熟練の技ということにとどまらず、「全体を見据えて演出や芸術をも包含した総合人間的な広義の技術力」のあり方の重要性について、日本の強みをどう活かすかという文化的で柔らかな側面から問いかけている内容となっている。

  • 5.0
    エンド

    購入履歴が消える前にレビューを……。日本の技術と文化は、外国からみると「目からウロコ」。こんなに優れた国は他にないよ。日本人はもっと「自信」を持って良し……。「中国」「韓国」は「嫉妬」だから無視してオッケーです。

  • 痛車の紹介が多かった

    1.0
    通りすがり

    私の勘違いで、日本の町工場の熟練技術が如何に世界の生産に貢献しているのかを紹介するものと思い購入しましたが萌え商品が多くガッカリしました。どうも日本発の知的財産の紹介の本のようでした。最後まで読んでいません。

すべての14レビューを表示

  • たー

    サブカル的なものから発生した商品を真面目に論じているのが、私みたいなオッサンには新鮮。 続きを読む

  • メタボン

    ☆☆☆ 語り口は面白いのだが、肝心の内容はタイトルとは違って、表層的で狭い範囲の産業論であり、ちょっとがっかりした。クールジャパンがもてはやされること自体は私も共感できるが、その深奥にどのようなタネがあるのか、そのタネについてしっかりと書いてほしかったと思う。されど「きゃりぱみゅ」「AKB」「ももクロ」に代表される最近の日本のエンタテイメントは勢いがある。そういった点で「オタク」を大事でユニークなものととらえる筆者の視点はなかなか良かった。 続きを読む

  • おらひらお

    2010年初版。あまり認知されてこなかった日本の強みを活かそうという本です。痛車は別としても、ユーザーに最終的な仕様を任せる車の存在すべきとの指摘は一理ありそうです。がちがちの世界に生きている人には息抜きに丁度良いかもしれません。ただ、著者の指摘はきちんとしたものつくりが確立しているのが前提になっているような気もします。 続きを読む

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