乙女はお姉さまに恋してる 2 ~黄金の檻 荊の鳥籠~
女子校生活にもそこそこ馴染んできた千早。普段は冷静沈着に対処しているものの、やはり女の子ばかりの状況というのは時には吃驚してしまうようなことも起こり……。
「まあ、千早お姉さま!」
「あら、雅楽乃……っう! かか、可愛いわね。その水着……よ、良く似合っているわ」
夏休みも終盤。
誘われ参加したプールだったが、そこには普段は冷静沈着な千早も思わず慌てふためくような事態が待っていた。
――なんと、平素は楚々としたイメージしかない雅楽乃なのに、彼女が着ていたのは紫色のビキニ。
しかもまったく予想していなかった魅惑のプロポーションだったのだ! それなのに彼女は無邪気に千早に抱きついてきてくれて……。
名門・聖應女学院に女装し通うこととなった少年千早と、彼をめぐって起こる乙女の園の物語第3弾!