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認知症 「不可解な行動」には理由がある

佐藤眞一:著者

なぜ認知症の人はあのような行動をとるのか?
――20事例をもとに、認知症の人とその家族が抱える「心」の問題に迫る!

認知症の人の数は、2010年時点で226万人、2015年には262万人に達すると言われている。高齢者社会の日本では、もはや認知症は特別なものではなく、ごく当たり前のものとなっている。誰もが認知症の人になったり、認知症を介護する人になる可能性があるのだ。

「認知症の人は、なぜ、あのような行動をとるのだろうか?」
「介護する人は、どのように行動すればよいのだろうか?」

こうした疑問に答えるために、認知症の人と介護する人の心と行動を、豊富な事例をもとに、心理学・人間行動学の観点から読み解いていく。

■目次:
第1章 認知症の人が抱える不安、家族が抱える不安
第2章 認知症とは、いったい何なのか?
第3章 認知症になると見られることが多い症状
第4章 認知症が進行するにつれて現れることが多い症状
第5章 認知症が重くなると目立ってくることが多い症状
第6章 認知症の原因はアルツハイマーだけではない
第7章 「ケア」と背中合わせにある「コントロール」

定価:836円(本体760円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2012年8月17日(金)
  • ISBN:978-4-7973-6819-2
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:272
  • 付録:-

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著者紹介

佐藤眞一(さとうしんいち)
1956年、東京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授、博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程、東京都老人総合研究所研究員、ドイツ連邦共和国マックスプランク人口学研究所上級客員研究員、明治学院大学心理学部教授等を経て、現職。前日本老年行動科学会会長、日本応用老年学会理事、日本認知症ケア学会評議員、日本老年社会科学会評議員等を務める。主な著書に『ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす』(光文社新書)など。

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