発売日 2012年08月17日(金)

認知症 「不可解な行動」には理由がある

著者名:佐藤眞一(著者)

¥760(税別)

ISBN:
978-4-7973-6819-2
サイズ:
新書/1色
ページ数:
272
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・佐藤眞一

佐藤眞一(さとうしんいち)
1956年、東京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授、博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程、東京都老人総合研究所研究員、ドイツ連邦共和国マックスプランク人口学研究所上級客員研究員、明治学院大学心理学部教授等を経て、現職。前日本老年行動科学会会長、日本応用老年学会理事、日本認知症ケア学会評議員、日本老年社会科学会評議員等を務める。主な著書に『ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす』(光文社新書)など。

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  • 気持ちを理解するのではなく、ドライに納得できる

    5.0
    たらぞう

    母がレビー小体型認知症になって5年。数々の認知症本を読んできましたが、その多くが「優しく受け入れること」「否定しない」「本人の気持ちに寄り添って」というもので、心情優先の介護をすることが両者を楽にするのだ、という結論に至るのが、娘としてはどうも納得いきませんでした。でも、本書では、認知症の進行によって、脳の状態が今どうだからこのような言動が表面に出て来る、と明解に理由が解説されているので、「気持ち」を理解するのではなく、「原因」が理解できます。本を読んだ後、母親をより客観的に見ることができるようになり、冷静に対処できるようになった気がします。自分の親に優しくなれないことでイライラしている人にお勧めです。

  • 4.0
    ねこ

    認知症の両親を介護していて、ああ、なるほどねって思うことが多々ありました。それと同時に、肩の力が抜けて、とても気持ちが楽になりました。ホント、実例をあげて説明していてくれるので、とてもわかりやすく納得します。ただ、現実的には、もっと「いい加減」でもいいのかなって思うことも多いですね。やっぱり声を荒げてしまうことだってありますから。

  • 認知症にかかわる方必携

    5.0
    neurologistsk

    最初の方の章では、認知症に関する概説が、その後、20例近い認知症者の体験談を通じて認知症者に対する扱い方が述べられている。その視点はまさに患者中心であり、臨場感にあふれ得るものが大きい。本書は、ご家族に認知症のいる方だけでなく、認知症とかかわる仕事をしている介護職、看護医療職の方々が絶対読まなければいけない書であろう。2012年の上梓にもかかわらず、2013年のDSM-5の改訂にも触れていることもビックリ。おすすめです。

すべての48レビューを表示

  • fu

    「認知症はなった本人はなにもわからないから楽だが、家族は大変」という認識は誤りである。本人もなにもわからない頭が真っ白の状態に苦しんでいる。傍からみると不可解な行動と映ることがあるが、認知症患者から見れば意味があっての行動である。当人と介護側との認識のズレが、お互いの苦しみの素となることが多い。当人の立場からの解説。逸脱行動を起こす当人の辛さをわかってあげること、そして本書ではあまり触れられていないが介護者への周囲の理解協力も大切だと思う。 続きを読む

  • へロム

    認知症について、その概要と具体的な形でのケーススタディからなっており、わかりやすい。特に何故そういう行動をとるのか、またどのような対応をすればよいのかが事例を元に書いてあり良書だと思います。 続きを読む

  • でんか

    実用書。タイトル通り認知症の人の「不可解な言動」に対しての理由付けと考察。筆者のおっしゃることはたいへんごもっとも。なぜそうなってしまうのか、については良く分かった。相手の身になって(むろん完全に身になることは不可能なのだが)想像力を持って考えてみようと思う。ダイバーシティ的な感じ。しかし、それはその通りで良い考えと思うのだが、現実が追い付いていない。一番分かりやすいのは高齢者ドライバーの件とか。人権とそれを奪わざるを得ない状況と。とりあえずこの本には理想がある。が、現実がないと思ってしまう。すみません。 続きを読む

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