双子と幼なじみの四人殺し 3
夏休み、海に来た双子と迷悟は、そこで殺人事件に遭遇する。
その村では十二年おきに人が死んでいた。そして今年が十二年目――。
夏休み、双子の一縷と朽縷と一緒に、迷悟は旅行で海に来ていた。しかし、そこで迷悟は、双子には秘密で、久保園秤と名乗っていた少女、菱川一途とともに、両親が過去に関わった事件を調べる約束をしていた。 そんな中、三人のいる旅館で、首と腕が切り取られた死体が発見される。
「め、迷悟……?」
死体の前には血にまみれた迷悟の姿が。犯人の疑いがかかる中、真犯人を見つけるため、奔走する迷悟。そして過去の事件との関係とは!?
「この話は〝最悪〟の話なの」
森田陽一×saitomが贈る、学園ノワール第3弾!