遠藤保仁がいればチームの勝ち点は117%になる
データが見せるサッカーの新しい魅力
統計学のエキスパートが、サッカーのさまざまなデータを分析し、データに裏付けられたサッカーの真の姿を解き明かす。試合の観戦ポイントがわかり、新しいサッカーの楽しみ方が見えてくる!
遠藤のプレーのどこが凄いのか統計学的に考える!
遠藤保仁のプレーが一流であることは、サッカーに多少でも関心のある日本人なら誰もが認めるところだ。では、彼はいったいどこがすごいのだろうか。単なる印象や経験論ではなく、客観的なデータ解析に基づいて読み解くことで、彼のプレースタイルや試合における影響力などが、面白いほど理解できるようになる。
本書では、サッカーの試合や選手に関するさまざまなデータを解析し、サッカーに対する新しい視点・楽しみ方を提唱する。
第1章 データから読み解く一流プレーヤーの技術
第2章 データを使って隠れた才能を探し出す
第3章 データで振り分けられるプレーヤーの役割
第4章 データが教える得点につながるプレー
第5章 データが示す勝敗を左右するプレーヤー
第6章 データが明らかにする意外なサッカーの真実
■著者:西内 啓(にしうち・ひろむ)
東京大学医学部健康科学科卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、ダナファーバー/ハー バードがん研究センター客員研究員を経て、現在は国内外の社会を健康にするためのさまざまなプロジェクトにおいて調査および戦略立案をコンサルティングしている。2011年からは、サッカーのデータ分析に関する研究を行っている。主な著書に『サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている』(マイナビ新書)、『東大の先生が実践する「ロジカル」暗記術』(ぱる出版)、『コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング』(共著、ぱる出版)などがある