発売日 2012年05月16日(水)

日本人の知らない環境問題
「地球にやさしい」では世界は救えない

著者名:大賀敏子(著者)

¥730(税別)

ISBN:
978-4-7973-6955-7
サイズ:
新書/1色
ページ数:
192
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・大賀敏子

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  • アフリカの空の下で環境問題を考える

    5.0
    白いササ

    著者が勤務する国連環境計画(UNEP)は、他の国連機関のようにジュネーブやNYではなく、ケニアのナイロビにあります。そこで暮らす日々の経験や思いを、環境問題の専門家として理解し再構築した上で、「環境問題は開発問題である」と語る本書は、とてもわかりやすく、重みがあると思います。ケニアの風土、暮らし、そして人々に関する鮮やかな記述は、アフリカの空の下で環境問題を考えているような気にさせてくれます。国連職員として最前線の議論に参画している著者ならではのup to dateな話題も多く、年表も分かりやすくて便利です。環境と開発について自分の視座を持ちたい方、国連などの国際機関で働いてみたい方、そして途上国特にアフリカが好きな方などの関心に適うのではないでしょうか。

  • 3.0
    Kana

    タイトルや内容紹介からは,これまで知っていたのとはちがう世界の話なのかと期待がたかまる. しかし,読んでみると京都会議や COP10,ワンガリ・マータイの話など,これまできいてきた話が多い.著者はケニアを拠点として UNEP という国連機関ではたらいている. だから,知らなかった国連の裏の話などもでてくるのはたしかだ. しかし,国連職員につたわってこないような裏の話はでてこない. そういう意味ではすこしだけ期待はずれだ.それでも,国連で環境問題にとりくみ,ケニアに住んで現地をみているひとの話は読むに値する. 国連のしきたりや 「刺客」,ケニアのひとびとをとりまく危険とそれへの対処法,そしてそれと環境問題との関係など,知らなかったことはいろいろある.

  • 持続可能な開発

    5.0
    Amazon Customer

    6月のリオ+20(国連持続可能開発会議)を前に、日本のマスコミが盛り上がらない中で、時期を得た本です。マスコミは、食品安全の問題にはすぐ食らい付くように、環境問題でもダイオキシンや化学物質の危険性を暴露するような報道に傾きがち。かつては環境か経済か二者択一のごとく喧伝されましたが、今では環境がビジネスチャンスにもなり、グリーンエコノミーがキーワードとも言われています。著者は、ナイロビの国連機関の職員として、グローバルには(特に途上国では)環境問題は開発問題であり、貧困撲滅・生活向上の問題であると明快に解き明かします。リオ+20の正式名称にもなっている「持続可能な開発」こそが解決のカギだとして、70年代から世界の環境問題の取り組みをこの観点を軸にして要領よく的確に振り返りってみせています。著者の国連職員としての経験を踏まえて、うかがい知れない国際会議の実際を垣間見せてもくれます。盛り込まれた内容が多岐にわたるため、個々にはもう少し突っ込んでほしいところもありますが、新書として短時間に問題のアウトラインを掴むということにはむしろ適っているとも思いました。

すべての6レビューを表示

  • 壱萬弐仟縁冊

    WWFの「生きている地球指数」(LPI)は1992年を100として、漸減して地球全体で90、熱帯で70と、生物多様性の破壊で絶滅危惧種が増えていることなどが影響しているようだ(UNEP43ページ)。日本は少子化だが、暗黒の未来があるのはやむを得ない。富士山噴火、直下型地震に福一原発、さらに他の原発のリスク。一方、途上国でもさらに人口が増え、資源不足の問題に加え、原発建設など、明らかに人類は自縄自縛に陥っていっている。こんなんでは、これからの世代は地獄でしかないのではないか。環境は健康的な人生のためにある。 続きを読む

  • numainu

    評価C 続きを読む

  • council

    確かに「環境問題」というより「環境問題の国際交渉ルポ」で国際会議の舞台裏が非常に興味深かった。日本人はやはりこういった国際交渉がまだまだ下手の様で環境にかぎらず国際交渉を勝ち抜かないと”日本の地盤沈下”になってしまうんじゃないかと思う。確か昔、捕鯨会議で水産庁の課長さんが凄いタフネゴシエーター振りだったが日本人だとそれ位しかいなかった様な・・・ 続きを読む

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