データサイエンティスト
データ分析で会社を動かす知的仕事人
データサイエンティストとはどんな仕事か。どういう資質が必要か。どう育てるのか。データサイエンティストという職業の全体像を知り、自らの業務との接点を理解する基本の一冊。
ビッグデータの時代といわれ、データ活用の重要性が叫ばれている。
商品生産の需給予測やマーケティング施策の効果予測といったビジネス面においてはもちろんのこと、マクロ経済の動向から地球環境の変動など自然現象にいたるまで、データ分析に寄せられる期待は大きい。
その重要な役割を担う存在として、今注目を集めているのが「データサイエンティスト」だ。
分析のスペシャリストである彼らは、あらゆるデータを駆使して状況を判断し仮説を立て、適切な行動の指針を示すための軍師のような存在でもある。
しかし、データ分析への需要が高まる一方でデータサイエンティストの育成が追い付かず、将来的には25万人の人材が不足するという見方もある。
まさに次世代の有望職種として期待されるデータサイエンティストだが、はたして、その仕事の内容は? 彼らはどこで、どんな仕事をしているのか? データサイエンティストに必要な資質とは何か?彼らをどうやって育てたらいいのか?
本書では、人気ブロガーにしてデータ分析を生業とするIT界のエバンジェリストが、「今後10年で最も魅力的(セクシー)な仕事」といわれるデータサイエンティストについて、その全体像を明らかにする。
■目次:
第一章 データサイエンティストとは何か
第二章 データサイエンティストならこう考える
第三章 分析のツボを理解する
第四章 データで語るトレーニングLINEの1年後のユーザー数を予測する
第五章 時代を変えるビジネスの担い手になる
おわりに