
腸をダマせば身体はよくなる
「うんち博士」として腸や便の研究で知られる著者が、腸の賢さなどをよく知ることで、
俗説や間違った常識を排し、腸と上手に付き合っていく習慣を明快に解説していく。
腸にも「第二の脳」があり賢い臓器であること、腸内環境を良好にし免疫力を高めることで健康につながる(免疫の70%は腸が担う)といったことが、最近広く知られるようになった。実際、腸が健康な人は、心身ともに状態が良く、生活習慣病などにもかかりにくい。
一方で、間違った健康常識や日常習慣、食生活で、かえって腸を痛め、苦しめていることも多い。腸は正直で、賢いので、すぐに何らかの症状を出すが、本人は「たいしたことない」「すぐに治るだろう」と勝手に判断し、病院にも行かず、ガンなどの大病に気付かないことが多い。つまり腸に騙されているわけである。
腸は「第二の脳」であり、発生学的にも脳より先に誕生し、脳同様、感情や判断を司っている。脳並みに賢い腸とどう向き合い、健康につなげていくかが、大切である。
『大便通』などの著者があり、『世界一受けたい授業』などの番組で「うんち博士」として知られる、腸と便の研究の第一人者である著者が、腸の賢さなどをよく知ることで、俗説や間違った常識を排し、腸と上手に付き合っていく習慣を明快に解説していく。
■目次:
序 章 腸とのダマし合いで病気は防げる!
第1章 腸内細菌のバランスが良ければ体調は整う
第2章 腸内細菌がよろこぶ快腸習慣
第3章 大腸がんで命を落とすのはもったいない!
第4章 こびりつかない「宿便」にダマされるな!