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財務官僚の仕事力

榊原 英資:著者

最強官庁の知られざる出世事情

「われら富士山、他は並びの山」――日本の最高学府である東京大学を優秀な成績で卒業したエリートが集う霞が関で、財務省は大蔵省時代から他の中央省庁を見下ろしながら“最強官庁”を自任してきた。実際、税金と各省庁の予算を牛耳り、霞が関で群を抜く権力を保持している。

そんな財務省の官僚たちの仕事の実態は、世間一般レベルでは「ブラックボックス」と化しており、あまり知られていないのが実情だ。日本最高峰の頭脳は一体どんな仕事をしているのか、そしていかに思考を働かせているのか。

財務省(大蔵省)時代は「ミスター円」として活躍し、財務官僚の生態と現場を知り尽くす著者が、豊富なエピソードを交えて、そのとてつもない仕事力を伝授する。官僚たちの生活、永田町との関係まで、これ一冊で財務官僚のすべてが分かる。

■目次:
序 章 一騎当千のつわもの官庁
第一章 意見を通す戦略思考
第二章 権力者を籠絡する交渉術
第三章 組織防衛のインテリジェンス
第四章 自己実現のための鍛錬術
第五章 不眠不休に負けない仕事体力
第六章 ダントツのエース官僚の姿
終 章 出世するのは悪い奴

定価:880円(本体800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2015年3月17日(火)
  • ISBN:978-4-7973-7759-0
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:176
  • 付録:-

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著者紹介

榊原英資(さかきばらえいすけ)
1941年東京生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵省入省後、米ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任。97~99年財務官を務め、「ミスター円」の異名をとる。慶応義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、青山学院大学教授、財団法人インド経済研究所理事長。2004年より高校生向けの合宿研修会「日本の次世代リーダー養成塾」を定期的に開き、日本の将来を担う人材の育成にも携わっている。著書に『財務省』(新潮新書)など多数。BS-TBS『グローバルナビ フロント』(毎週土曜放送)出演中。

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